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これだけはおさえておきたい!第146回日商簿記2級合格のポイント

6月11日に行われる第146回日商簿記検定試験が目前に迫ってきました。
最近の日商簿記2級は試験範囲が大きく変更されているので、従来の勉強法に捉われず柔軟に対応していく必要があります。
ただ、実は変更になるのは商業簿記の範囲のみで、工業簿記の試験範囲に変更はありません。
また、2級で初めて学ぶ工業簿記は商業簿記と比べて問題がやさしいため得点しやすいとされています。

そこで試験直前期には、試験範囲が変わらないため対策が立てやすく、問題が簡単で得点しやすい工業簿記を優先して勉強することをおすすめします。

ここでは、試験直前期の日商簿記2級工業簿記対策についてまとめてみました。興味のある方は、勉強の最終チェックなどにお使いください。

目次

1.工業簿記仕訳問題(第4問)対策

日商簿記2級合格のポイントは工業簿記でどれだけ得点を稼ぐかです。試験当日までになんとか工業簿記を終わらせ、得点源にできるようにしましょう。

工業簿記の対策としてまず最初にすべきことは、仕訳問題を解けるようにすること。

これは非常に重要です。

当サイトにも工業簿記仕訳問題の解き方を解説した日商2級工業簿記 解き方解説と過去問の仕訳問題の解き方を解説した日商簿記2級工簿過去問仕訳問題の解き方を用意しています。スキマ時間を使って、工業簿記の仕訳問題を確認してみてください。

日商2級工業簿記 解き方解説

材料

解き方解説ページへのリンク
1  材料の仕訳問題の解き方
2  材料の購入1
3  材料の購入2
4  材料の購入3 材料副費
5  材料の消費1
6  材料・材料副費の予定配賦問題の解き方
7  材料の購入4 材料副費の予定配賦
8  材料の消費2
9  材料の購入5 材料副費
10  材料の購入6 材料副費差異
11  材料の消費3 先入先出法
12  材料の消費4 予定消費価格
13  材料の消費5 実際払出価格、先入先出法
14  材料の消費6 消費価格差異

労務費

解き方解説ページへのリンク
1  労務費の仕訳問題の解き方
2  前月未払賃金・給料の再振替
3  賃金・給料の支払い
4  当月未払賃金・給料の見越計上
5  賃金・給料要支払額
6  労務費予定配賦問題の解き方
7  予定消費賃率を使った消費賃金の計算
8  賃率差異仕訳問題の解き方
9  賃率差異

経費

解き方解説ページへのリンク
1  経費の仕訳問題の解き方
2  製造間接費仕訳問題の解き方
3  製造間接費の予定配賦
4  製造間接費配賦差異

日商簿記2級工簿過去問仕訳問題の解き方

第125回

出題論点・解説ページへのリンク
1  材料の購入
2  材料の消費
3  賃金・給料の消費
4  賃金・給料の消費、間接労務費
5  製造間接費の予定配賦
6  予算差異、操業度差異

第131回

出題論点・解説ページへのリンク
1  材料の購入
2  賃金・給料の消費
3  減価償却費(製造間接費)
4  製造間接費の予定配賦
5  予算差異、操業度差異

第132回

出題論点・解説ページへのリンク
1  材料の購入
2  外注加工無償支給
3  消費価格差異
4  外注加工賃
5  賃金・給料の消費
6  賃率差異

第133回

出題論点・解説ページへのリンク
1  材料の購入
2  賃金・給料の支給
3  直接経費
4  減価償却費(製造間接費)
5  製品完成

第136回

出題論点・解説ページへのリンク
1  材料の購入、材料副費
2  材料副費差異
3  賃金・給料の消費
4  製造間接費の予定配賦
5  予算差異、操業度差異

2.工業簿記第5問対策

工業簿記は仕訳問題(第4問)だけでなく第5問も得点源にしたいところ。第5問の最近の出題傾向を見ると、全部原価計算と直接原価計算の違いを問う問題と総合原価計算の問題が交互に出題されている状況であることがわかります。

最近の出題傾向

回数 問題文資料 解答形式
124 直接原価計算 損益計算書
125 単純総合原価計算 総合原価計算表
126 標準原価計算 仕掛品勘定、損益計算書
127 標準原価計算 仕掛品勘定、損益計算書
128 等級別総合原価計算 単位原価等
129 組別総合原価計算 総合原価計算表
130 単純総合原価計算 総合原価計算表
131 工程別総合原価計算 総合原価計算表
132 全部原価計算と直接原価計算 貢献利益等
133 実際個別原価計算 勘定記入
134 全部原価計算と直接原価計算 文章穴埋め
135 標準原価計算 差異分析等
136 全部原価計算と直接原価計算 損益計算書
137 組別総合原価計算 総合原価計算表
138 単純総合原価計算 総合原価計算表
139 直接原価計算(CVP) 損益計算書
140 等級別総合原価計算 単位原価等
141 直接原価計算(CVP) 売上高等
142 工程別総合原価計算 総合原価等
143 標準原価計算 差異分析等
144 単純総合原価計算 単位原価等
145 直接原価計算 損益計算書

ここに掲載されている過去問が解けるなら、第146回試験でも十分対応できるはずです。

過去問を繰り返し解いて、問題が解けるようにトレーニングしておきましょう。

問題を解く順序は

  1. 直接原価計算
  2. 総合原価計算
  3. 標準原価計算

とするのがおすすめです。

参考までに、この順にしたがって問題を解く場合を表に示してみたので使ってみてください。

順位論点回数
01124直接原価計算7/22
02132全部原価計算と直接原価計算7/22
03134全部原価計算と直接原価計算7/22
04136全部原価計算と直接原価計算7/22
05139直接原価計算(CVP)7/22
06141直接原価計算(CVP)7/22
07145直接原価計算7/22
08125単純総合原価計算10/22
09128等級別総合原価計算10/22
10129組別総合原価計算10/22
11130単純総合原価計算10/22
12131工程別総合原価計算10/22
13142工程別総合原価計算10/22
14137組別総合原価計算10/22
15138単純総合原価計算10/22
16140等級別総合原価計算10/22
17144単純総合原価計算10/22
18126標準原価計算4/22
19127標準原価計算4/22
20135標準原価計算4/22
21143標準原価計算4/22
22133実際個別原価計算1/22

3.時間がない方向けのウラ技

お仕事や家事等で忙しく勉強する時間がなかなか取れないという方に、ウラ技的な勉強方法をご紹介します。

「問題を解く」➡「解答・解説を確認する」

という通常の方法ではなく

「問題資料を見る」「解説・解答を読む」

というようにして問題を解かずに問題の資料と解説を読んでいきます。

こうすることによって、勉強時間を短縮することができます。(電卓を叩く作業はやったほうがいいでしょう。)

これを過去問題集に載っている本試験問題についてやっていけば、短時間で実力をつけることができるはずです。

一度試してみてください。

 

参考書籍

まとめ

試験直前期になると焦りが出てくるのは誰でも同じです。

ただ、合格に必要な勉強をしっかりこなしていけば、最近難化傾向にある2級試験でもバッチリ合格することができます。

最後まで諦めず、がんばっていきましょう。

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