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第132回 日商簿記2級 第4問 4 【外注加工賃】

外注加工賃

第132回簿記2級第4問は工業簿記から仕訳問題が出題されました。
仕訳問題の4問目は外注加工賃の取引です。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような仕訳になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。

問題

外注業者に対して、加工賃 19,500円を小切手を振り出して支払った。外注加工賃勘定は使わずに仕訳を行うこと。
目次

解説

… 19,500円を小切手を振り出して支払った。

小切手を振り出して支払った取引については、日商簿記3級で学んだように当座預金を減らす処理を行います。当座預金は資産でホームポジションが借方の科目なので、減らす場合は貸方に仕訳をします。

小切手の振り出し➡当座預金

当座預金➡資産

小切手を振り出して➡資産の減少=貸方

(借) 
  (貸) 当座預金 19,500

外注業者に対して、加工賃 19,500円を小切手を振り出して支払った。外注加工賃勘定は使わずに仕訳を行うこと。

外注加工賃(=費用)を使った場合には

(借) 外注加工賃 19,500
  (貸) 当座預金 19,500
(借) 仕掛品 19,500
  (貸) 外注加工賃 19,500

という仕訳になります。外注加工賃は借方と貸方で同じ金額なので相殺され

(借) 外注加工賃 19,500
  (貸) 当座預金 19,500
(借) 仕掛品 19,500
  (貸) 外注加工賃 19,500

のようになります。

以上より解答の仕訳は次のようになります。

解答

(借) 仕掛品 19,500
  (貸) 当座預金 19,500
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