2024年11月4日に実施された第3回志望校診断サピックスオープン〔5年生〕算数の結果速報です。
サピックスオープンは、進学教室「SAPIX(サピックス)小学部」で実施される公開模試。
思考力・論理力を中心とした幅広い学力を試す問題が出題されます。
中学入試の問題は大きく分けてAタイプ(基礎力・問題処理能力重視)とBタイプ(思考力・記述力重視)の2つのタイプに分かれており、学校によってその出題比率は異なります。
5年生で実施される「志望校診断サピックスオープン」は、お子さまの両タイプの問題への対応力を診断し、志望校への適性や合格可能性を判定するテストです。
5年生向けのサピックスオープンは5月、9月、11月の年3回実施されます。
- 5月12日 第1回志望校診断サピックスオープン〔5年生〕
- 9月1日 第2回志望校診断サピックスオープン〔5年生〕
- 11月4日 第3回志望校診断サピックスオープン〔5年生〕 今回
4科目合計と算数、理科、社会は偏差値75超え。4科目合計は一桁順位。今後これ以上の成績をとれるかわからないので、記念にアップしておきます。
算数の結果は
- 得点 130点台
- 偏差値 76台
- 順位 20番台
となりました。
難しいと言われる5年生後期サピックスのテストでこの成績はわが子ながら本当にスゴい!
算数の力がだいぶ付いてきたように思います。
コベツバの村中先生によると、今回は難易度A(基礎レベル)98点、難易度B(応用レベル)43点、難易度C(発展レベル)1問 ➡ 標準からやや難しめの難易度の高いセットということでした。
5年生第3回サピックスオープン 算数の出題分野と難易度
第3回サピックスオープンを解いたときの様子。
マンスリーテストなど、通常のテストでは
✔️最終的に3回くらい回しながら解いているようです。
✔️簡単な問題を優先し、難しく時間がかかりそうな問題は後回し。
✔️残した問題を後で解き、最後の数分で見直しをする..
こんな解き方をしています。
手ごたえを感じられる時は、テストを受けている最中に「楽しい」と感じるそうです
ところが、サピックスオープンでは
「楽しいと思う問題もあるが、なかなかいつものようにはいかない。」
⏱️今回は大問4まででかなり時間を使ってしまい、
大問5をやる時間がなくなり焦る😰
⏱️しかし大問5は「やればできそう!」な感じ。急いで半分まで解く
⏱️さらに、大問6を超スピードで最後まで解く
⏱️この後、大問5に戻り、残りの答えを出す
こんな流れで解いたそうです。
ちなみに、「楽しかった」大問5は全問正解。
「超スピードで解いた」大問6は、一つミスっていました。
娘が解いた跡が残る問題用紙の画像を、さんよび先生に見ていただいたところ、コメントを頂くことができました。
今回も平均は5割切るかもしれません。
大問4から時間をかけさせる問題となっており、通常偏差値60付近の子でも点数が獲得しずらい問題となっています。
時間が間に合わない子もたくさんいたのではないでしょうか。
不安を煽りますね、、、
大問3(3)は解説より上手に解いてます!思わず「上手っ」と叫びました!
大問5 まさにテトリスの形!面白い問題ですね、
大問6(2) この手の場合分けができるのは凄いです。
大問5,大問6に対して、あらゆる可能性を考えて解くことができています。場合の数系に強いです。
この力をどんどん磨いてほしいです。
この結果、5年生で受けたテストの算数の成績推移は次のようになりました。
今回のサピックスオープンでは、娘は算数だけでなく、理科や社会の暗記科目も良い成績でした。理科は、計算問題も得意にしているようです。
算数では、特に計算問題などで「数をイメージして覚えながら、それらを足したり引いたりする」ワーキングメモリを使うわけですが、
娘を見ていると、おみやげ算などを駆使してワーキングメモリを上手に使って計算しているように思います。
娘が算数が得意な理由は、おそらくワーキングメモリの使い方が上手なこと。
それが、理科や社会などの暗記科目にも好影響を与えているのかもしれない…と思っています。
算数関係で娘が取り組んできた教材
低学年から娘が取り組んできた算数関連の教材を挙げておきます。
進研ゼミ チャレンジタッチ
タブレット教材で楽しく学べるチャレンジタッチを受講していました。
サピックスと並行して学習指導要領範囲内の算数をじっくり学びました(2学年先取り)。
これがサピックスの難しい教材に入る前のちょうどいい導入となり、学習をスムーズに進めることができた要因ではないかと思っています。
七田式プリントA
娘が2歳3か月から取り組んでいた教材。私が付いて一緒にやっていました。すうしょうやたし算九九など、数を数えたり、一桁の繰り上がりのないたし算から繰り返し取り組みました。これがワーキングメモリの上手な使い方につながっているのかもしれません。
七田式プリントB
七田式プリントC
サピックス 基礎力トレーニング
サピックスの算数では、小学1年生から基礎力トレーニングと呼ばれる教材を使用します。
これは家庭で毎日1ページずつ行うドリル形式の問題集。
学年が進むごとに徐々に難易度が上がり、5年生では「基礎」とは言っても、簡単な過去問が解けるほどになります。
この教材が算数の基礎力を高めたのは間違いありません。
小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本
娘に聞くといろいろなところで「おみやげ算」を使って暗算で計算しているそうです。
そして「おみやげ算」はこの本でマスターしたとのこと。
5年生の今でも大活躍しています。
小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本 計算の達人編
小学生がたった1日でかんぺきに単位の計算ができる本
小学校で習う計算が5秒で解ける 算数 ひみつの7つ道具
合格する算数の授業 数の性質編
合格する算数の授業 図形編
5年生までにマスターする 山本塾の計算ドリル
タイマーで計りながら行う計算ドリル。娘は途中まで取り組みました。
dretec(ドリテック) 勉強タイマー
マンガでわかる! 10才までに遊んできたえる 算数脳パズル 250
数理的思考力の土台となる力がつく、見た目によらず深い本。
算数が苦手なお子さんは高学年からでも効果があるかもしれません。
マンガでわかる! 10才までに遊んできたえる 算数脳ずけい 270
娘が図形問題を得意としている秘密は間違いなくコレだと思います。