2024年11月15日に実施された 11月度マンスリー確認テスト、算数の結果速報です。
4科目合計と国語は偏差値70超え。算数・理科は偏差値69超え。
4科目合計は二桁前半順位。
好調を維持しています。
算数の結果は
- 得点 133点
- 偏差値 69.8
- 第133位
となりました。
得点と順位が同じ数字という面白い結果になりました。
算数の試験範囲は
- 総合(21-24)図形の移動、旅人算、時計算、仕事算など
- 比と図形1
- 比と図形2
- 流水算
- 基礎力トレーニング10月号
算数は総合回と基礎力トレーニングを範囲に含めることでバリエーションに富んだ出題ができるように工夫されているようですね。
コベツバの村中先生によると、今回は難易度A(基礎レベル)110点、難易度B(応用レベル)40点 ➡ 標準的な難易度のセットということでした。
5年生11月マンスリー確認テスト 算数の出題分野と難易度
マンスリーテストを解いた時の様子
今回の11月マンスリーテストを解いた時の様子をまとめてみます。
通常のテストでは
- 最終的に3回くらい回しながら解いているようです
- 簡単な問題を優先し、難しく時間がかかりそうな問題は後回し。
- 残した問題を後で解き、最後の数分で見直しをする..
こんな解き方をしています。
手ごたえを感じられる時は、テストを受けている最中に「楽しい」と感じるそうです。
ところが、今回のテストでは
「時間配分を少しミスしてしまった」とのこと。
- 大問5までで時間を使ってしまった
- 大問6(1)で、「過去一番マズいミス」(娘によると)をしてしまう
- 「何か変だな」と思いながら大問6(2)(3)を最後まで解く
- 結局、大問6の見直しの時間はとれなかった。
「途中、理科を解いたあとに答えを間違えたことに気づいて青ざめた」と。
問題用紙を見ると、(1)の数値を101分と正しく出せていたのに、なぜか 1時間51分と誤って変換してしまい、その結果(2)(3)も間違えて、結局大問6を全て落としてしまいました。
時間を使った大問5までは、パーフェクトでした。
そして、大問6の解き方自体はわかっていたので「惜しい!」と言いたいところですが、
実際に時間がないと、こういったミスも出てくる… ということを学べたこと自体は良かったのではないかと思います。
気を取り直して、また次回頑張りましょう
サピックスのテキスト内容と演習量について考える。
娘が興味深いことを言っていました。
サピックスのテキスト(デイリーサポート、デイリーサピックス)をやれば、大問3まではスラスラ解けるようになるよ
それに対して大問4から6までは、テキストだけやっても点がとれないよ。
大問4から大問6は、テキストにのっていない(はじめましての)問題になっているから、その場で考えて解く必要がある。
だから、テキストの問題だけでは高得点をとるのは厳しいと思うよ。
え、いつからそう思ってたの?
4年生くらいかな
娘は年長「もうすぐ1ねんせい」から通塾しています。当時からいつも楽しそうに問題を解いて、高得点をとっているので全く気づきませんでした。
マンスリーテストで、テキストにのっていない問題が普通に出題されているわけですね。
どうりで難しいわけです。
まとめると、
こんな感じでしょうか。
今回の11月度マンスリーテストについて分析をしてくださったさんよび先生は、このように仰っていました。
… 直角三角形の相似問題など、訓練を積まないと解くことが難しい問題が多くありました。これらを得点するためにはSAPIXのテキスト問題をこなすだけでは足りないと思います。SAPIXの生徒さんはしっかりとした練習量をこなしているのでしょうか?…
サピックス生を多数ご指導されている中学受験算数のプロの目線から見ると、サピックスのテキスト内容とマンスリーテストの出題はギャップがあり、心配になるレベルのようです。
たしかに、娘の普段の勉強量といえば
- デイリーサポートの復習
- デイリーサピックス丸ごと1冊を一気に解く
- 計算コンテスト
- ここまででだいたい2時間ほど(1週間あたり)
- 基礎力トレーニング(1日1ページ)
- さんよび先生の動画視聴
- たまに問題集をちょこちょこ解く(夏に少し取り組んだコベツバくん特訓はおやすみ中)
といった感じ。
これは少なすぎて心配になるレベルですね。
ちなみに、コベツバの村中先生によると
- 今、テキストで取り組んでいるものは6年生や入試で出会うものよりも非常にシンプルで基本の「き」と言えるものですので、曖昧なものは残さないように対策を講じて欲しいと思います。
と仰っています。
あと1年とちょっとに迫った受験に向けては、サピックスのテキストを完璧にこなしつつ、プラスアルファしていく余裕があると良さそうです。
サピックスのテキスト以外に取り組む教材
これからの課題が浮き彫りになったところで、まずは現状確認から。
- サピックスのテキスト2冊は、自走でほぼパーフェクトに取り組んでいる状態
テストの得点・成績自体も上がってきています。
それでも、
- 算数は5年生の後半から6年生に向けて、これからまだまだ難しくなってきます
では次のステップに向けて、何をすべきなのか?
娘が通うサピックスの校舎長の先生、そしてさんよび先生、ともに「中学への算数」を勧めていただきました。
わが家にもたくさんありました(笑)
中学への算数: 場合の数 (2025年1月号)
中学への算数 2024年12月号
中学への算数 2024年9月号
中学への算数 2024年6月号
中学への算数 2024年4月号
中学への算数 2023年11月号
中学への算数 2023年3月号
必ず解きたい算数の100問 2024年 06 月号: 中学への算数 増刊
中学入試本番まで、あと1年と2か月あまりとなってきました。
今回こそは計画的に、入試本番のその日までしっかり算数に取り組んでいきたいと思います。