第145回日商簿記2級第1問5は本支店会計の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
決算にあたり、本店は支店より「当期純利益¥50,000を計上した」との連絡を受けた。なお、当社は支店独立会計制度を導入しているが、支店側の仕訳は答えなくてよい。
目次
解説
本店は支店より「当期純利益¥50,000を計上した」との連絡を受けた。
このような場合、本店では「支店」勘定と「損益」または「総合損益」勘定の両方を増やす処理を行います。
支店=借方
支店勘定の増加=借方
(借) 支 店 50,000
(貸)
(貸)
当期純利益➡損益=貸方
損益勘定の増加=貸方
(借)
(貸) 損 益 50,000
(貸) 損 益 50,000
以上をまとめると解答の仕訳となります。
解答
(借) 支 店 50,000
(貸) 損 益 50,000
(貸) 損 益 50,000
第145回日商簿記2級第1問
問 | 出題論点・解説ページへのリンク |
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1 | 有形固定資産の割賦購入 |
2 | 合併 |
3 | 有価証券の購入、端数利息の処理 |
4 | サービス業の仕掛品計上 |
5 | 本支店会計 |