日商簿記は、2016年(平成28年)の6月に実施される第143回検定試験から、改定された新しい出題区分表に基づいて行われます。
新しい出題区分表は日本商工会議所のWEBサイトから確認することができますが、今回の改定の内容は多岐にわたるため、今までの古いテキストや問題集では対応がほぼ不可能ということになります。
今、2月の142回試験に向けて勉強中の方は、万が一今回の試験で不合格となってしまうと、テキストの買い直しなど面倒な問題が発生してしまいます。そんなことにならないよう、今回でスパッと結果を出して、6月以降新しい目標に向かっていけるようにがんばりましょう。
これから6月以降の日商簿記の受験を検討中の方は、教材が新出題区分に対応しているか必ず確認するようにしてください。
※「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」
http://www.kentei.ne.jp/7293
▼新出題区分対応のテキスト・問題集の徹底比較はこちら
平成28年(2016年)度向け 出題範囲が新しくなった日商簿記試験用のテキスト・問題集を徹底比較してみたよ。
出題区分の改定は教える側も混乱します。
出題区分の改定によって試験範囲が変わると、様々なところに影響が出ます。
例えば
- 独学で勉強するのが大変になる
- 過去問を解いておけば大丈夫、ではなくなる
といったことがあげられます。
独学で勉強するのが大変になる
新しい試験範囲に慣れておらず戸惑うのは受験生だけではありません。当面の間は、専門学校や予備校の先生も新しい試験範囲を確認しながら授業を進めることになるでしょう。
また、今回の改定の内容は大幅なものなので、実際の試験問題がどうなるのか予測しづらく、教える側も手探り状態になる可能性があるのです。
このような状況で独学で勉強をするのは、真っ暗で先が見えない森を進んでいくようなもの。
これから初めて簿記を勉強するという方は、なるべく講座の受講を検討しましょう。
過去問を解いておけば大丈夫、ではなくなる
従来の日商簿記試験は、その多くが過去問を焼き直して作られた問題が出題されていたため、過去問題集を解いておくことで対策することができました。
ところが、新制度では試験範囲が変更された上、2級については問題のページ数まで変更されており、新試験の問題がどのような問題になるのか予想が難しくなりました。
これまでの「過去問をやっておけば何とかなる」という試験対策が通用しなくなるため、注意が必要です。
どうやって勉強していけばいいのか
以上のような問題点があるため、6月の日商簿記受験を考えている方はまずは、講座受講を検討した方がいいと思います。具体的には、資格の学校TAC、資格の大原、LEC などに資料請求してみて自分に合いそうな学校を選ぶのが一つの方法です。
1.資格の学校 TAC
徹底比較はコチラ
▶TAC 日商簿記3級講座徹底比較 ! 自分にぴったりの講座を選ぼう!
定評あるTACの簿記講座です。
講座カリキュラムには合格に必要と思われる内容がバッチリ含まれているので、安心して勉強を進めることができます。
▼ここから資料請求をしてみましょう。
資格の学校TAC<簿記検定>各種コース開講
2.資格の大原
徹底比較はコチラ
▶大原 日商簿記3級講座徹底比較 ! 自分にぴったりの講座を選ぼう!
「簿記講座といえば大原」というくらい有名な学校です。
若くて元気な先生が揃っているので、通学講座を受講し、先生をつかまえて自分が理解できるまでしつこいくらいに質問してみるのもいいと思います。
▼多数の講座が開講しているので、まずは資料請求をしてみましょう。
簿記講座【資格の大原】
3.LEC
法律系資格に強いLECでも日商簿記3級講座が開講されています。
▼資料請求やおためし受講をしてみましょう。
日商簿記3級講座
4.TAC出版の試験対策書籍
独学道場という独学者向けのコンパクトな簿記講座を開講しているTACは、今回の出題区分の改定にいち早く対応しています。
▼独学道場の詳細はこちら
日商簿記3・2級 独学道場
WEBサイトでは「新出題区分改定」に対する「不安」は一切ないと言い切っているほど。
これは心強いですね。
いよいよ平成28年6月より、段階的に出題区分(出題範囲)の改定が行われますが、TAC出版は一切手抜きせず、高い情報分析力と対応力で、各回の試験にそのつど完全対応した書籍を刊行し、どの出版社にもマネできない書籍作りを実現しています。
だから、平成28年度の試験範囲に完全対応!「新出題区分改定」に対する「不安」は一切ありません。
だから、TAC出版の書籍は、選ばれ続けて12年連続売上No.1!
(※2004年調査開始以来2015年まで日商簿記検定試験対策書籍分野 紀伊国屋Publine調べ)そうして作られた書籍を教材として使用する「独学道場」だからこそ、合格に必要な知識を正確かつ無理やムダなく得られるのです。 「日商簿記 独学道場」では、独学者の立場にたった書籍をメインテキストに採用し2つのコースをご用意!1つは、フルカラーでイメージしやすい「簿記の教科書シリーズ」、もう一つは、ストーリー展開のテキスト&問題集がわかりやすい「スッキリわかるシリーズ」です。
資格の大原やLECの市販の教材は、TACと比べるとどうしても見劣りしてしまうというのが正直な感想です。
現状では、TACのテキストや問題集に頼らざるを得ないのかな…と思っています。
いずれにしても、新出題区分に対応したテキストや問題集を使えば、気分も新たに安心して勉強にまい進することができます。
古いテキストを持っていた方も、必ず新しい本を用意するようにしてくださいね。
▼日商簿記3級独学道場の教材内訳
143回 簿記3級 独学道場 スッキリ | 7,800円 | ||
含まれる教材等 | |||
スッキリわかる 日商簿記3級 商業簿記 | 00923円 | ||
スッキリとける 日商簿記3級 商業簿記 | 00923円 | ||
教科書 問題集 合計(2冊分) | 1,846円 | ||
スッキリわかる講義DVD 日商簿記3級 商業簿記 | 2,333円 | ||
講義DVD 合計 | 2,333円 | ||
あてるTAC直前予想 日商簿記3級 | 0 | 0875円 | |
無敵の簿記3級 直前総まとめ | 0 | 0875円 | |
日商簿記3級 的中答練4回 | 3級的中答練 | ー | ー |
無敵の予想大会 | 無敵の予想大会 | ー | ー |
資格活用DVD 3級編 | 非売品 | ー | ー |