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第131回 日商簿記2級 第1問 4 【株式の発行、株式交付費】

第131回日商簿記2級第1問4は株式の発行、株式交付費の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。

問題

増資を行うため、株式100株を1株当たり ¥1,000の価額で発行し、全額の払込みを受け、払込金は当座預金とした。また、株式募集のための広告費 ¥4,000は現金で支払った。なお、資本金に組み入れる金額は会社法が定める最低額とし、株式募集のための広告費は繰延資産として計上する。
 
目次

解説

…増資を行うため、株式100株を1株当たり ¥1,000の価額で発行し、全額の払込みを受け、払込金は当座預金とした。…

当座預金➡資産

当座預金への払い込み➡資産の増加=借方

(借) 当座預金 100,000
  (貸) 

…なお、資本金に組み入れる金額は会社法が定める最低額とし…

資本金、資本準備金➡純資産

資本金への組み入れ➡純資産の増加=貸方

(借) 
  (貸) 資 本 金 50,000
  (貸) 資本準備金 50,000

…また、株式募集のための広告費 ¥4,000は現金で支払った。…

現金➡資産

現金で支払った➡資産の減少=貸方

(借) 
  (貸) 現 金 4,000

…増資を行うため…株式募集のための広告費は繰延資産として計上する。

増資を行うための株式募集のための広告費➡株式交付費

株式交付費➡繰延資産

繰延資産発生=借方

(借) 株式交付費 4,000
  (貸) 

解答

(借) 当座預金 100,000
  (貸) 資本金 50,000
  (貸) 資本準備金 50,000
(借) 株式交付費 4,000
  (貸) 現 金 4,000

第131回日商簿記2級第1問

出題論点・解説ページへのリンク
1  固定資産の滅失
2  委託販売、荷為替の取組み
3  建設仮勘定
4  株式の発行、株式交付費
5  欠損填補
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