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「簿記検定試験出題区分表の改定」が意味するもの

簿記検定試験出題区分表の改定

平成27年4月1日、日商簿記試験を主催する日本商工会議所から突然、「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」という文章が発表されました。http://www.kentei.ne.jp/7293

ここには何故試験の出題範囲を改定することになったのか、どのように改定するのか、各級への影響はどうなるかといった点について書かれていますが、ざっくり言えばタイトルにある通り平成28年度以降試験の出題範囲を変更しますよということが説明されています。

これは、逆に言うと今年の平成27年度の試験範囲は従来通りで変更はありませんということでもあります。

そして、この発表を見た受験生がすぐに思い浮かべることは、万が一今年の11月の試験と来年の2月の試験に不合格だった場合、出題範囲が変更された新しい試験を受けなければならなくなるということです。

ちょっと想像してみただけでもこれは非常に面倒ですね。

出題範囲が変わり今まで持っていたテキストや問題集は使えなくなるため教材を買い直したり、受けた講義の内容が古くなるため新しい講座に通って勉強し直したり…慣れない新しい試験範囲で何となく不安な状態のまま試験を迎えることになります。

これは絶対に避けたいです。

目次

対策は試験範囲が変わる前に合格してしまうこと

試験範囲が変わると様々なところに影響が出ます。

考えられるものをあげてみると…

まず独学で勉強するのが大変になります。

新しい試験範囲に慣れておらず戸惑うのは専門学校や予備校の先生にとっても同じこと。

今回の改定は大幅なもので、新しい試験問題がどうなるのか予測もしずらいため、教える側も手探り状態です。

それはテキストについても当てはまり、どうしても今までの本よりも信用度が落ちると思われます。

そんな状態で独学で勉強するのは、真っ暗な先が見えない森を進んでいくようなもの。

これから初めて勉強しようという人が独学で合格を目指すのは困難になることが予想されます。

過去問を解いておけば大丈夫、と言えなくなります。

これまでの日商簿記試験は、ぶっちゃけて言ってしまえば多くは過去問が焼き直された問題が出題されていたため、過去問題集を解いておくことで対策することができました。

ところが、試験範囲が変更された上、さらに2級については問題のページ数の変更まで発表されており、新試験ではどのような問題が出題されるか予想が難しくなりました。

従来の過去問をやっておけば何とかなるという常識が通用しなくなるため、試験対策が難しくなります。

試験範囲が変わる前の今年の11月試験と来年の2月試験がラストチャンス

というわけで、試験範囲が変わって以降は

  • 独学が難しい➡簿記講座の受講➡お金がかかる
  • 過去問がない➡試験対策が難しい

という事態になることが予想されます。

こうならないようにするためには、ズバリ

11月試験か2月試験で合格してしまうこと

これが大事です。

この2回の試験がラストチャンスというくらいの気持ちで勉強をがんばって試験範囲が変わる前に合格してしまいましょう!

 

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