このページでは日商簿記3級の講座選びについてまとめています。
日商簿記3級は
- 試験問題の難易度:比較的易しい
- 合格までの学習期間:比較的短期間
という特徴があります。
そこで
と言えます。
独学でも十分合格を狙える試験なので
スッキリわかる 日商簿記3級 第11版や簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集 第5版
といった定評あるテキストを手にとって少し勉強してみることをお勧めします。
ただ、簿記は特有の用語や考え方があり、学習内容が理解しにくいと感じられるところがあるかもしれません。
また、実際の試験では、電卓を使いながら手を動かして解いていく技術も必要になってきます。
そのため、「独学はちょっと厳しいかも?自信がないなあ」と思われたなら、講座の受講を検討されるといいと思います。
ちなみに、私はそれまで全く簿記に触れたことがなかったため、簿記3級は独学ではなく専門学校で学びました。
日商簿記3級に合格するおすすめの講座
では次に、もし講座を受講するとしたらどの学校の講座がいいか考えてみたいと思います。
通学講座
簿記の講座を提供する予備校や専門学校はたくさんありますが、一番効果的に簿記を学習できるのは、やはり通学講座です。
実際に出かけて、目の前にいる先生の話を聞きながら、手を動かして学習するのが一番効果的です。
通学講座はTAC、大原簿記、LECなどで開講されています。
いずれも実績十分で講座運営に定評がある学校なので、実際に行ってみたときの雰囲気や相性で選べば良いと思います。
資格の学校TAC
資格の学校 TACは資格取得の専門予備校。
公認会計士、税理士、簿記検定、公務員、教員、フィナンシャルプランナーなど50以上の資格に対応しています。
TACの簿記講座では、定評ある『合格テキスト』を使用し、優秀なベテラン講師陣のわかりやすい講義で勉強することができます。
『合格テキスト』は市販されているので、どのような教材か書店等で手にとって確かめてみると良いと思います。
TACは受講者数が多く、TAC受講生の中で上位にいればそれだけで合格可能性が高まります。
資料請求してカリキュラムなどを確認しておくとよいでしょう。
資格の大原
資格の大原は、簿記・税理士・公認会計士・公務員・医療事務・医療秘書・基本情報技術者などの資格取得と就職をサポートする専門学校です。
特に簿記・税理士・公認会計士といった会計系の資格に強く、TACと1、2を争っています。
受講者数が多いので、大原受講生の中で上位にいれば確実に合格を狙えます。
資料請求して教材やカリキュラムをチェックしておきましょう。
LEC
LEC東京リーガルマインドは、公務員、司法試験、司法書士、弁理士、公認会計士、簿記などの資格取得を支援する予備校です。
法律系の資格に強いイメージがありますが、宅建士などの不動産系資格、ケアマネジャー、保育士、社会福祉士といった福祉・医療系資格など非常に多くの資格に対応しています。
簿記3級では、インプット講座(2.5時間×10回、通学専用)が、3,000円(税込)で受講できる3級 トライアル講座も開講中です。
簿記がどのようなものか、ざっと知るためにちょうどいい講座ですね。
通信講座
- 学校が近所にない。
- 時間が合わない。
などの理由で通学が難しい場合、通信講座を検討してみましょう。
通信講座は、スタディング簿記講座、日商簿記独学道場、ユーキャン、フォーサイト、ネットスクールなどで開講されています。
TAC、大原簿記、LECも通信講座を開講しています。
予備校選びのポイント
学校の選択肢が、たくさんあって選ぶのが大変そうに思えますが、
を判断基準にするとよいと思います。
資格試験の学習で一番難しいのは、本試験当日までモチベーションを保つことです。
通信講座での勉強は、通学の場合と異なり強制力が働かないため、油断して一度サボりはじめてしまうと、元の道に戻るのは非常に困難です。
そういうわけで
スタディング簿記講座
スタディング簿記講座はおススメです。
スタディング簿記講座は、短期間で「日商簿記検定試験」に合格した人々の勉強法を徹底的に研究することで開発されたオンライン講座です。
そのため、この講座を受講すると短期合格者の勉強法を追体験するように学ぶことができます。
紙の教材はありません。そのかわりに、スマホで気軽に学習することができます。
スタディング簿記講座を使った勉強はこんな感じになります。
パソコン、スマートフォンやタブレット端末から見て、講義内容を確認します。
動画再生や、音声だけを再生して学習します。最初は1.0倍速で学習し理解を深め、慣れてきたら2倍速、3倍速で学ぶという使い方もできます。
スマート問題集では、基本講座の一講座が終わるたびに、基本講座の単元に合わせて問題が出題されます。解答すると正解不正解が示され、解説を読むことで理解を深めます。
紙の本ではなく、スマホやパソコンで学習するという点が非常にユニークですね。
紙の本だとなかなか気が乗らないというタイプの方ならスタディング簿記講座が良いかもしれません。
日商簿記独学道場
TAC出版の日商簿記独学道場もおすすめです。
理由は、その教材にあります。
日商簿記3級の独学道場では、スッキリわかる 日商簿記3級 をテキストとして使用します。
「スッキリわかる」は長年にわたり、売上ナンバーワンの大人気テキスト。
本だけでもわかりやすいのに、DVDの解説付きでさらにわかりやすくなります。
この講座をしっかり受講すれば、万全の状態で試験に臨むことができるでしょう。
その他
その他、ユーキャン、クレアール、フォーサイト、ネットスクールなどが簿記の通信講座を展開しています。
自分にあった講座がきっと見つかるはず!
諦めずに探してみましょう。
ユーキャン簿記講座
ユーキャンの簿記講座では、簿記の基本となる仕訳を中心に学びます。
教材は
メインテキスト 4冊、本試験対策トレーニング 1冊、一問一答集 1冊、ラストスパート問題集、添削課題集、勘定科目ルール表、ガイドブックと充実した内容です。
1日30分から60分の勉強時間で、知識ゼロの状態から始めても3か月で合格する力が身につきます。ユーキャンの簿記講座が気になる方はこのボタンから公式サイトをチェックしてみてください。
フォーサイト簿記講座
フォーサイトは行政書士・宅建士・社労士・FP・簿記など資格の通信教育講座を行っています。
簿記講座は、全国平均よりもはるかに高い合格率をたたき出し実績を上げています。
資料請求すると、立派な教材サンプルが送られてきます。
通信での講座受講を考えている方は、資料請求して教材の中身やカリキュラムを比較検討しておくといいでしょう。
クレアール簿記講座
クレアールは就職試験・資格試験指導を行うスクール。学習対象を合格に必要な範囲に限定し徹底して習得する「非常識合格法」が有名です。
クレアールは、通信講座「Web通信」に力を入れています。マルチデバイス対応映像講義はスマートフォン、タブレット対応なので、通勤・通学の移動時間や家事の間のすき間時間に講義を視聴することもできます。
ネットスクール簿記講座
ネットスクールは、日商簿記や税理士、建設業経理士の資格対策用書籍の出版やWEB講座などを行っています。試験当日に行われるインターネットLIVE解答速報会がユニークな学校です。