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【YouTubeで合格!日商簿記3級 その5】固定資産、経費等の仕訳

YouTube動画で簿記が学べる

これまで簿記の勉強と言えば、専門学校や資格試験予備校に通ったり、何万円もする通信教材を購入しDVD等を視聴するスタイルがスタンダードといえました。

でも、時代は変わりました。

今はYouTubeに簿記の勉強ができる良質な動画がたくさんアップされるようになり、YouTubeだけでも十分簿記の勉強ができるようになりました。

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その中でも特に際立ってわかりやすいのはふくしままさゆきさんのYoutubeチャンネル。

このページでは

Youtubeのわかりやすい動画を視聴することで簿記の内容を徹底理解!

➡市販の教材を使って仕訳の問題を徹底演習!

という流れで、簿記3級の合格を確実にしていく方法を考えます。

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講義を視聴して内容が理解できたところで… 次はいよいよ問題演習です!

仕訳の練習問題を解いてみる

簿記の勉強は、講義を視聴してその内容を理解しただけでは足りません。

試験本番で問題が解けるようになるには、必ず手を動かして問題を解き、「仕訳」をマスターすることが必要になります。

ふくしまさんのKindle本勉強するもよし。

紙の本をそばに置いておきたいという受験生は、最近出版された『Let’s Start! 新しい日商簿記3級 テキスト&問題集 2020年度版』(「新しい日商簿記3級」)がおすすめです。

簿記系のYoutube動画とも相性が良いです。

「新しい日商簿記3級」は、簿記やFPなど資格書籍のベストセラー作家 滝澤 ななみ先生が、これまでの作品の集大成として書かれた簿記のテキスト&問題集。

2020年4月に出版されたばかりということで、最新の試験傾向に一番合っている教材です。

当サイトでは、「新しい日商簿記3級のテキスト」の中から、日商簿記3級において重要な仕訳問題を単元ごとに掲載していくことにしました。

ここで掲載する仕訳問題は、このテキストの例題が元ネタ(滝澤 ななみ先生の許可を得ています)。

この問題を繰り返し解いてマスターすれば、必ず仕訳ができるようになりますよ!

  1. 問題文を読んで少し考えてみる
  2. 自分の答えが出たら解答と照らし合わせて答え合わせ
  3. その仕訳になる理由をチェック

という感じで使ってみてください。

それでは、日商簿記3級の固定資産、経費、商品券、貸付金・借入金、預り金、仮払金・仮受金、保証金の仕訳をマスターしていきましょう!

目次

固定資産、経費等

簿記3級独学応援っ!⑥固定資産、経費等の仕訳がメッチャわかる!

まずは、動画を視聴しましょう。

この動画では、固定資産、経費等についてわかりやすく解説されています。

 

動画を視聴したら仕訳です。「新しい日商簿記3級」から厳選した例題を掲載しました。ぜひ問題を解いてみてください。

有形固定資産の購入、付随費用の仕訳

有形固定資産を購入したときは、購入したときの本体価格(購入代価)に、使うまでにかかった費用(付随費用)を含めた金額(取得原価)で仕訳します。

有形固定資産を購入したとき

例 35-1 P.177
建物780円を購入し、不動産会社に対する手数料20円とともに、小切手を振り出して支払った。
 取得原価:780円+20円=800円
(借) 建 物 800
   (貸) 当座預金 800
「建物」(資産)が増加した➡「建物」は借方(左側)
「当座預金」(資産)が減少した➡「当座預金」は貸方(右側)
例 35-2 P.178
備品300円を購入し、代金は小切手を振り出して支払った。なお、設置費用10円は現金で支払った。
 取得原価:300円+10円=310円
(借) 備 品 310
   (貸) 当座預金 300
   (貸) 現  金 10
「備品」(資産)が増加した➡「備品」は借方(左側)
「当座預金」(資産)が減少した➡「当座預金」は貸方(右側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

未払金と未収入金の仕訳

有形固定資産や消耗品など、商品以外のものを後払いで購入したときの、あとで代金を支払わなければならない義務は未払金(負債)で処理します。

有形固定資産など、商品以外のものを売却し、代金はあとで受け取るとしたときの、あとで代金を受け取る権利は未収入金(資産)で処理します。

有形固定資産等を後払いで購入したとき

例 38-1 P.193
① 営業用の車両500円を購入し、代金は翌月末払いとした。
(借) 車両運搬具 500
   (貸) 未払金 500
「車両運搬具」(資産)が増加した➡「車両運搬具」は借方(左側)
「未払金」(負債)が増加した➡「未払金」は貸方(右側)
例 38-1 P.193
② 消耗品100円を購入し、代金は月末払いとした。
(借) 消耗品費 100
   (貸) 未払金 100
「消耗品費」(費用)が増加した➡「消耗品費」は借方(左側)
「未払金」(負債)が増加した➡「未払金」は貸方(右側)

消耗品の仕訳

消耗品を購入したとき

例 42-1 P.211
コピー用紙100円を購入し、現金で支払った。
(借) 消耗品費 100
   (貸) 現 金 100
「消耗品費」(費用)が増加した➡「消耗品費」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

通信費と租税公課の仕訳

切手やはがき、収入印紙を購入したとき

例 43-1 P.213
郵便切手100円と収入印紙200円を購入し、現金で支払った。
(借) 通信費 100
(借) 租税公課 200
   (貸) 現 金 300
「通信費」(費用)が増加した➡「通信費」は借方(左側)
「租税公課」(費用)が増加した➡「租税公課」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

決算日に切手やはがき、印紙が残っているとき

通信費(費用)として費用計上した郵便切手やはがき、租税公課(費用)として費用計上した収入印紙が、決算日において残っている場合には、残っている分を通信費(費用)や租税公課(費用)から貯蔵品(資産)に振り替えます。

例 43-2 P.214
① 決算日において、通信費として計上した郵便切手のうち20円と、租税公課として計上した収入印紙のうち30円は未使用である。
(借) 貯蔵品 50
   (貸) 通信費 20
   (貸) 租税公課 30
「貯蔵品」(資産)が増加した➡「貯蔵品」は借方(左側)
「通信費」(費用)が減少した➡「通信費」は貸方(右側)
「租税公課」(費用)が減少した➡「租税公課」は貸方(右側)

翌期首の処理

決算日において、通信費(費用)や租税公課(費用)から貯蔵品(資産)に振り替えたときは、翌期首に決算時の仕訳の逆仕訳(再振替仕訳)をしてもとの勘定に振り戻します。

例 43-2 P.214
② この決算日の仕訳について、期首につき再振替仕訳を行う。

(借) 貯蔵品 50
   (貸) 通信費 20
   (貸) 租税公課 30
(借) 通信費 20
(借) 租税公課 30
   (貸) 貯蔵品 50
「通信費」(費用)が増加した➡「通信費」は借方(左側)
「租税公課」(費用)が増加した➡「租税公課」は借方(左側)
「貯蔵品」(資産)が減少した➡「貯蔵品」は貸方(右側)

商品券による売上げの仕訳(売り上げたとき)

商品を売り上げ、商品券を受け取ったときの仕訳です。商品券はあとで換金できるので「資産」になります。

例 10-1 P.56
商品200円を売り上げ、代金は全国共通商品券で受け取った。
(借) 受取商品券 200
   (貸) 売 上 200

「受取商品券」(資産)が増加した「受取商品券」は借方(左側)
「売上」(収益)が増加した「収益」は貸方(右側)

商品券による売上げの仕訳(商品券精算)

商品券を精算したときの仕訳です。

例 10-1 P.56
全国共通商品券200円を精算し、現金を受け取った。
(借) 現 金 200
   (貸) 受取商品券 200

「現金」(資産)が増加した「現金」は借方(左側)
「受取商品券」(資産)が減少した「受取商品券」は貸方(右側)

貸付金と借入金の仕訳

お金を貸したとき

例 25-1 P.133
TO社はA社に現金100円を貸し付けた。
(借) 貸付金 100
   (貸) 現 金 100
「貸付金」(資産)が増加した➡「貸付金」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

お金を借りたとき

例 25-1 P.133
A社はTO社から現金100円を借り入れた。
(借) 現 金 100
   (貸) 借入金 100
「現金」(資産)が増加した➡「現金」は借方(左側)
「借入金」(負債)が増加した➡「借入金」は貸方(右側)

お金を返してもらい、利息と一緒に受け取ったとき

例 25-2 P.135
TO社はA社から貸付金100円の返済を受け、利息5円とともに現金で受け取った。
(借) 現 金 105
   (貸) 貸付金 100
   (貸) 受取利息 100
「現金」(資産)が増加した➡「現金」は借方(左側)
「貸付金」(資産)が減少した➡「貸付金」は貸方(右側)
「受取利息」(収益)が増加した➡「受取利息」は貸方(右側)

お金を返し、利息と一緒に支払ったとき

例 25-3 P.135
A社はTO社に対する借入金100円を返済し、利息5円とともに現金で支払った。
(借) 借入金 100
(借) 支払利息 5
   (貸) 現 金 105
「借入金」(負債)が減少した➡「借入金」は借方(左側)
「支払利息」(費用)が増加した➡「支払利息」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

利息の計算

例 25-4 P.137
A社はTO社に対する借入金100円を返済し、利息(年利率3%、借入金8か月)とともに現金で支払った。

支払利息の計算:100円×3%×8か月/12か月=2円

(借) 借入金 100
(借) 支払利息 2
   (貸) 現 金 102
「借入金」(負債)が減少した➡「借入金」は借方(左側)
「支払利息」(費用)が増加した➡「支払利息」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

給料の支払いの仕訳

給料の支払いをしたとき

例 31-1 P.153
給料総額100円のうち、源泉所得税10円と従業員負担分の社会保険料5円を差し引いた残額を当座預金口座から従業員の普通預金口座に振り込んだ。

[勘定科目]
当座預金 普通預金 所得税預り金 社会保険料預り金 給料
(借) 給 料 100
   (貸) 所得税預り金 10
   (貸) 社会保険料預り金 5
   (貸) 当座預金 85
「給料」(費用)が増加した➡「給料」は借方(左側)
「所得税預り金」(負債)が増加した➡「所得税預り金」は貸方(右側)
「社会保険料預り金」(負債)が増加した➡「社会保険料預り金」は貸方(右側)
「当座預金」(資産)が減少した➡「当座預金」は貸方(右側)

源泉所得税を納付したとき

例 31-2 P.154
給料から天引きした源泉所得税10円を現金で納付した。

[勘定科目]
現金 所得税預り金 社会保険料預り金 給料
(借) 所得税預り金 10
   (貸) 現 金 10
「所得税預り金」(負債)が減少した➡「所得税預り金」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

社会保険料を納付したとき

例 31-3 P.155
給料から天引きした、従業員負担分の社会保険料5円と会社負担分の社会保険料(従業員負担分と同額)を現金で納付した。

[勘定科目]
現金 所得税預り金 社会保険料預り金 法定福利費
(借) 社会保険料預り金 5
(借) 法定福利費 5
   (貸) 現 金 10
「社会保険料預り金」(負債)が減少した➡「社会保険料預り金」は借方(左側)
「法定福利費」(費用)が増加した➡「法定福利費」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

仮払金の仕訳

旅費の仮払いをしたとき

会社が従業員に出張旅費の概算額を渡した場合、「仮払金」(資産)で処理します。

例 27-1 P.141
従業員の出張にあたり、旅費の概算額100円を現金で渡した。
(借) 仮払金 100
   (貸) 現 金 100
「仮払金」(資産)が増加した➡「仮払金」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

旅費の精算をしたとき

出張から従業員が帰ってきて、使った金額が確定したら、「仮払金」(資産)から「旅費交通費」(費用)に振り替えます。

例 27-1 P.141
従業員が出張から戻り、旅費の残額20円を現金で受け取った。
(借) 現 金 20
(借) 旅費交通費 80
   (貸) 仮払金 100
「現金」(資産)が増加した➡「現金」は借方(左側)
「旅費交通費」(費用)が増加した➡「旅費交通費」は借方(左側)
「仮払金」(資産)が減少した➡「仮払金」は貸方(右側)

仮受金の仕訳

内容不明の入金があったとき

口座に入金があったものの、その内容が不明のとき、「仮受金」(負債)で処理します。

例 28-1 P.143
当座預金口座にX社からの入金100円があったが、内容が不明である。
(借) 当座預金 100
   (貸) 仮受金 100
「当座預金」(資産)が増加した➡「当座預金」は借方(左側)
「仮受金」(負債)が増加した➡「仮受金」は貸方(右側)

内容が判明したとき

後日、内容が判明したときは、「仮受金」(負債)から該当する勘定科目に振り替えます。

例 28-1 P.143
後日、仮受金の内容が、X社から商品の注文を受けた際の手付金であることが判明した。

注文を受けた際の手付金は「前受金」(負債)で処理します。

(借) 仮受金 100
   (貸) 前受金 100
「仮受金」(負債)が減少した➡「仮受金」は借方(左側)
「前受金」(負債)が増加した➡「前受金」は貸方(右側)

有形固定資産の貸借の仕訳

家賃を支払ったとき

例 39-1 P.196
店舗用物件を借り入れ、1か月分の家賃100円と敷金(家賃2か月分)を現金で支払った。
 敷金(差入保証金):100円×2か月=200円
(借) 支払家賃 100
(借) 差入保証金 200
   (貸) 現 金 300
「支払家賃」(費用)が増加した➡「支払家賃」は借方(左側)
「差入保証金」(資産)が増加した➡「差入保証金」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

まとめ

以上で日商簿記3級 固定資産、経費等の仕訳は終わりです。

問題文を見たら、すぐに仕訳が思い浮かぶようになるまで、しっかり練習してみましょう。

スマホでテキストを読み、講義を視聴し、問題が解ける全部入りの講座もあります。こちらもおすすめですよ。

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