【新しい日商簿記2級 商業簿記 仕訳攻略7】無形固定資産と研究開発費

新しい日商簿記2級商業簿記 仕訳攻略7無形固定資産と研究開発費

2020年4月1日に出版された『Let’s Start! 新しい日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 2020年度版』「新しい日商簿記2級 商業簿記」)は、とにかく画期的な簿記本です。

テキストは全ページオールカラーで、ページレイアウトのセンスや色使いがvery good!

最高に美しく読みやすい簿記テキストに仕上がっています。

キャラ化した勘定科目簡単な場面設定により、とっつきにくい簿記が楽しく学べるので、これから簿記の勉強を始めてみようかな…と思っている方におすすめです。

簿記の基本は仕訳です。

「仕訳を制する者は簿記を制す!」と言われるほど重要なので、検定試験の合格を目指すなら、仕訳は何としても得意にしておきたいところ。

このページでは、「新しい日商簿記2級 商業簿記」STAGE2 テーマ7 無形固定資産と研究開発費に登場する仕訳の徹底攻略法をまとめました。

無形固定資産と研究開発費に登場する仕訳は以下のとおりです。

  • 無形固定資産
  • ソフトウェア
  • 研究開発費

 

 

この「新しい日商簿記2級 商業簿記」に登場する仕訳の中から特に重要な問題を厳選して

  1. 問題文
  2. 解答(仕訳)
  3. この仕訳になる理由

の順で掲載しました。

※仕訳問題は、滝澤 ななみ 先生の許可を得て掲載しています。「この仕訳になる理由」は、当サイトで作成したものです。

問題の下をクリックすると窓が開いて、解答(仕訳)この仕訳になる理由が読めるようになっています。

問題文を読んで、どんな仕訳になるのか少し考えてみる➡クリックして解答(仕訳)この仕訳になる理由を見て答え合わせ……という感じで、テキストを参照しながら使ってみてください。

もし解けない問題があったり、疑問点が生じた場合は、必ず「新しい日商簿記2級 商業簿記」に戻って確認しながら進めてくださいね。

それでは、合格目指してがんばっていきましょう!

無形固定資産と研究開発費

無形固定資産の仕訳

無形固定資産を取得したとき

例 27-1 P.142
① 特許権を700円で取得し、登録料100円とともに小切手を振り出して支払った。
(借) 特許権 800
   (貸) 当座預金 800

「特許権」(資産)が増加した➡「特許権」は借方(左側)
「当座預金」(資産)が減少した➡「当座預金」は貸方(右側)

決算時

例 27-1 P.142
② 決算において、①の特許権を償却期間8年で償却する。

 特許権償却:800円÷8年=100円
(借) 特許権償却 100
   (貸) 特許権 100

「特許権償却」(費用)が増加した➡「特許権償却」は借方(左側)
「特許権」(資産)が減少した➡「特許権」は貸方(右側)

ソフトウェアの仕訳

ソフトウェアを取得したとき

例 28-1 P.144
① 当期首に自社利用目的のソフトウェア500円を購入し、現金で支払った。
(借) ソフトウェア 500
   (貸) 現 金 500

「ソフトウェア」(資産)が増加した➡「ソフトウェア」は借方(左側)
「現金」(資産)が減少した➡「現金」は貸方(右側)

決算時

自社利用目的のソフトウェアは、利用可能期間にわたって、残存価額をゼロとした定額法で償却します。なお、記帳方法は直接法になります。

例 28-1 P.144
② 決算において、①のソフトウェアを利用可能期間5年で償却する。

 ソフトウェア償却:500円÷5年=100円
(借) ソフトウェア償却 100
   (貸) ソフトウェア 100

「ソフトウェア償却」(費用)が増加した➡「ソフトウェア償却」は借方(左側)
「ソフトウェア」(資産)が減少した➡「ソフトウェア」は貸方(右側)

研究開発費の仕訳

新技術の発見や新製品の開発を目的とした研究・開発に要した費用は研究開発費(費用)で処理します。

例 29-1 P.145
もっぱら研究・開発のために使用する器具・装置を100円で購入し、小切手を振り出して支払った。
(借) 研究開発費 100
   (貸) 当座預金 100

「研究開発費」(費用)が増加した➡「研究開発費」は借方(左側)
「当座預金」(資産)が減少した➡「当座預金」は貸方(右側)

まとめ

以上、「新しい日商簿記2級 商業簿記」STAGE2 テーマ7 無形固定資産と研究開発費に登場する仕訳を見てきました。

無形固定資産、ソフトウェア、研究開発費のように、形がなく目に見えないものでも資産計上や償却処理する場合があります。会計処理は難しくないので、出題されたら解答できるようにしっかり準備しておきましょう。

仕訳の作り方

  • その勘定科目が資産・負債・収益・費用・純資産のどれにあたるのか
  • 資産・負債・収益・費用・純資産のホームポジションは、借方(左側)・貸方(右側)のどちらか➡資産費用借方(左側)負債収益純資産貸方(右側)

の2つが、仕訳を作るためには必須の知識となります。

もし仕訳の作り方を忘れたら、この2つのポイントに立ち返ってもう一度考えてみてください。

「新しい日商簿記3級」STAGE1のLesson3「仕訳の作り方」に、簿記の一番重要なポイントがよくまとめられています。2級の勉強を始められた方も、途中で何度かここに戻って「仕訳の作り方」を確認しておいてくださいね!