第151回日商簿記3級第1問5は借入金の返済取引の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
借入金(元金均等返済)の今月返済分の元本¥20,000 および利息(各自計算)が普通預金口座から引き落とされた。利息の引落額は未返済の元本¥100,000 に利率年3.65% を適用し、30日分の日割計算(1年を365日とする)した額である。
目次
解説
…利息の引落額は未返済の元本¥100,000 に利率年3.65% を適用し、30日分の日割計算(1年を365日とする)した額である。
借入金の利息の計算:¥100,000×0.0365÷365×30=¥300
支払利息➡費用
費用の発生=借方
(借) 支払利息 300
(貸)
(貸)
借入金(元金均等返済)の今月返済分の元本¥20,000 および利息(各自計算)が普通預金口座から引き落とされた。
借入金➡負債
借入金の返済➡負債の減少=借方
(借) 借入金 20,000
(貸)
(貸)
普通預金➡資産
普通預金口座からの引落し➡普通預金の減少=貸方
(借)
(貸) 普通預金 20,300
(貸) 普通預金 20,300
以上をまとめると解答の仕訳となります。
解答
(借) 借入金 20,000
(借) 支払利息 300
(貸) 当座預金 20,300
(借) 支払利息 300
(貸) 当座預金 20,300