第151回日商簿記2級第1問4は法人税等の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
過年度に納付した法人税に関して、税務当局から追徴の指摘を受け、追加で¥36,000 を支払うようにとの通知が届いたため、負債の計上を行った。
目次
解説
過年度に納付した法人税に関して、税務当局から追徴の指摘を受け、追加で¥36,000 を支払うようにとの通知が届いたため、負債の計上を行った。
支払うべき法人税等について不足額の追徴の指摘を受けたため、追徴法人税等(費用)の勘定で処理します。
追徴法人税等➡費用
費用の発生=借方
(借) 追徴法人税等 36,000
(貸)
(貸)
…負債の計上を行った。
貸方には、税金の未払いを示す未払法人税等(負債)を計上します。
未払法人税等➡負債
負債の増加=貸方
(借)
(貸) 未払法人税等 36,000
(貸) 未払法人税等 36,000
以上をまとめると解答の仕訳となります。
解答
(借) 追徴法人税等 36,000
(貸) 未払法人税等 36,000
(貸) 未払法人税等 36,000