第148回日商簿記3級第1問5は借入金の返済取引の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
取引銀行から借り入れていた¥73,000 の支払期日が到来したため、元利合計を当座預金口座から返済した。なお、借入れにともなう利率は年2%、借入期間は100日間であり、利息は1年を365日として日割り計算する。
目次
解説
取引銀行から借り入れていた¥73,000 の支払期日が到来したため、元利合計を当座預金口座から返済した。なお、借入れにともなう利率は年2%、借入期間は100日間であり、利息は1年を365日として日割り計算する。
借入金の利息の計算:¥73,000×0.02÷365×100=¥400
支払利息➡費用
費用の発生=借方
(借) 支払利息 400
(貸)
(貸)
…元利合計を当座預金口座から返済した。
借入金➡負債
借入金の返済➡負債の減少=借方
(借) 借入金 73,000
(貸)
(貸)
取引銀行から借り入れていた¥73,000 の支払期日が到来したため、元利合計を当座預金口座から返済した。
当座預金➡資産
当座預金から返済➡当座預金の減少=貸方
(借)
(貸) 当座預金 73,400
(貸) 当座預金 73,400
以上をまとめると解答の仕訳となります。
解答
(借) 借入金 73,000
(借) 支払利息 400
(貸) 当座預金 73,400
(借) 支払利息 400
(貸) 当座預金 73,400