8月8日、日商簿記1級の予想問題集の決定版「第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級」が刊行されました。
日商簿記1級は、従来から合格率10%を切る回が多く、合格するのがとても大変になっています。簿記1級は建前上「70%以上の得点で合格」ということになっていますが、実質は他の受験生と10%のイスを争う競争試験。したがって、1級に合格するには予想問題集を使った試験対策が不可欠なのです。
そこで、もし可能であれば、独学受験生の方も直前予想模試だけは通学で受けにいくのがおすすめです。他の受験生の中に混じって模試を受験することで、本試験のシミュレーションができ、試験本番までモチベーションを保つことができます。
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日商簿記1級の直前予想問題集は、出版されている類書が少なく貴重な存在。そんな中「第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級 」は、出題予想、本試験と同形式の予想問題4回分とその解答解説、理論カード、合格スケジュール、繰り返しシートなどてんこ盛りの内容。
模試を解くことによって、本試験のシミュレーションだけでなく、試験直前期に実力を上げるためのツールとして使うことができる優れものです。
ここでは、そんな「あてる」の内容をチラッと紹介します。
第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級
「あてる」が届いたらまずやること。
「第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級」は予想問題集です。
問題と答案用紙はとじ込み付録、詳しい解説は本体に収録されており、付録を切り離すと本試験同様の形式で問題を解くことができます。
「あてる」を手にしたら、まずは問題と答案用紙を切り離しておきましょう。ちょっと面倒ですが、5分もかかりません。
「あてる」には、理論カードが付いています。これは、商業簿記・会計学、工業簿記・原価計算の理論問題対策カードで、正誤問題や空欄補充問題を繰り返し解くことができるというもの。
カードはミシン目がついて容易に切り離せるようになっているので、切り離していつでも持ち歩けるようにしておきましょう。
商業簿記・会計学の正誤問題が24問、空欄補充問題が44問、工業簿記・原価計算の空欄補充問題が28問収録されています。問題とカード裏の解答を繰り返し見て理論問題を覚えてしまいましょう。
▼「第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級 」本体から問題・答案用紙、理論カードを切り離したところ。(写真は143回向けです。)
これで準備万端です。
「あてる」の的中実績
「あてる」の的中実績です。
時間のない直前期は、出題が予想される問題を中心に対策を行い、効率よく勉強しましょう。
「あてる」には、第1予想からプラスワン予想まで本試験4回分の予想が掲載されています。各科目ごとにどの論点が出そうか、チラ見して確認しておきましょう。
予想論点の過去問出題実績と類題チェック
予想論点ごとに該当する過去問、テキストの該当箇所をまとめた表がついています。
勉強中いつでもこの表を確認できるようにしておいて、問題を解きまくりましょう。
合格スケジュール
試験直前期用の書き込み式合格スケジュール。
2か月バージョンと1か月バージョン、2週間バージョンの3種類のスケジュールが付いているので、実際の進度にあわせてスケジュールを見直し修正していくことができて便利です。
予想問題の解き方
講師目線で見て、一番のおすすめはこのコンテンツ。
各回の予想問題の解説の最初のところに「合格るタイムライン」、後の方に「合格る下書用紙」というものがついています。
「合格るタイムライン」は実際に問題を解く順序がとてもわかりやすく、「合格る下書用紙」を見れば下書用紙の使い方が非常によくわかります。ここをしっかり読んで本試験対策に役立ててください。
本試験前の過ごし方&持ち物
「あてる」本体の一番最後に本試験前日と当日の過ごし方と持ち物リストがついています。使いまくって真っ黒になった「あてる」を本試験会場まで持っていけば、ご利益があるかも!
無敵のプレミアム講義
TAC出版のWEBサイトでは、試験直前期に無敵のプレミアム講義が配信される予定です。
試験の予想・重要論点講義を見ることができ、本試験に向けての学習方法・本試験の申込方法についてもわかりやすく教えてくれます。
プレミアム講義は『無敵の簿記1級 第144回直前総まとめ』のパスワードを入力すれば無料で視聴可能。試験直前の総まとめに役立てましょう。
まとめ
日商簿記1級は難関試験。合格するには相当の準備が必要だと私は考えています。
特に直前期の模試はマスト。
独学で勉強されている方も「第144回をあてる TAC直前予想 日商簿記1級」は問題集がわりに何回も繰り返し解いて実力アップに使い、TACか大原の直前模試を受けに行くという使い方を一番おすすめします。
最後まで気を抜かず、勉強がんばりましょう。
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