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第143回 日商簿記2級 第1問 3 【会社設立時の株式の発行】

第143回日商簿記2級第1問3は会社設立時の株式の発行について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。

問題

会社の設立にあたり、発行可能株式総数2,000株のうち、500株を1株当たり¥40の価額で発行し、その全額の引受けと払込みを受け、払込金は当座預金とした。なお、払込金の6割の金額を資本金とする。仕訳のさいは資本準備金も使用する。
 
目次

解説

…500株を1株当たり¥40の価額で発行し、その全額の引受けと払込みを受け、払込金は当座預金とした。

¥40×500株=¥20,000

当座預金➡資産

当座預金への払い込み➡資産の増加=借方

(借) 当座預金 20,000
   (貸) 

…なお、払込金の6割の金額を資本金とする。

¥20,000×0.6=¥12,000(資本金の金額)

¥20,000-¥12,000=¥8,000(資本準備金の金額)

資本金、資本準備金➡純資産

資本金への組み入れ➡純資産の増加=貸方

(借) 
  (貸) 資本金 12,000
  (貸) 資本準備金 8,000

以上をまとめたものが解答の仕訳となります。

解答

(借) 当座預金 20,000
  (貸) 資本金 12,000
  (貸) 資本準備金 8,000

第143回日商簿記2級第1問

出題論点・解説ページへのリンク
1  有価証券の購入、端数利息の処理
2  商品保証引当金
3  会社設立時の株式の発行
4  剰余金の配当
5  消費税
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