第140回日商簿記2級第1問5は生産高比例法の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
株式会社J運輸は、決算にあたり保有している大型トラックの減価償却を生産高比例法にて行う。記帳は間接法によること。当該トラックの取得原価は¥3,000,000、残存価額は取得原価の10%、総走行可能距離はともに500,000 km、当期の走行距離は、100,000 kmであった。車両減価償却累計額勘定を用いること。
目次
解説
生産高比例法によって減価償却費を計算すると
¥3,000,000×0.9÷500,000km×100,000km=¥540,000
と求められます。
そこで¥540,000を減価償却費に計上します。
解答
(借) 減価償却費 540,000
(貸) 車両減価償却累計額 540,000
(貸) 車両減価償却累計額 540,000
第140回日商簿記2級第1問
問 | 出題論点・解説ページへのリンク |
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1 | 株式の発行、創立費 |
2 | 本支店会計 |
3 | 売上割戻の処理 |
4 | 有価証券の購入、端数利息の処理 |
5 | 生産高比例法 |