第134回日商簿記2級第1問4は商品保証引当金の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
H商店では前期に販売した商品に対して修理の申し出があったので、修理業者に修理を依頼し、代金 ¥10,000を現金で支払った。なお、同店では、前期の決算において売上高¥3,000,000の1%を商品保証引当金に計上している。
目次
解説
…修理業者に修理を依頼し、代金¥10,000を現金で支払った。…
現金➡資産
現金で支払った➡資産の減少=貸方
(借)
(貸) 現 金 10,000
(貸) 現 金 10,000
…前期の決算において売上高¥3,000,000の1%を商品保証引当金に計上している。
修理業者に支払った¥10,000分商品保証引当金があるかチェック
¥3,000,000×1%=¥30,000 ➡ 😯 OK
商品保証引当金➡負債
商品保証引当金の取り崩し➡負債の減少=借方
(借) 商品保証引当金 10,000
(貸)
(貸)
解答
(借) 商品保証引当金 10,000
(貸) 現 金 10,000
(貸) 現 金 10,000
第134回日商簿記2級第1問
問 | 出題論点・解説ページへのリンク |
---|---|
1 | 固定資産の買換 |
2 | 委託販売、荷為替の取組み |
3 | 社債の買入償還 |
4 | 商品保証引当金 |
5 | 自己受為替手形 |