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第133回 日商簿記2級 第1問 4 【株式の発行、創立費】

第133回日商簿記2級第1問4は株式の発行、創立費の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。

問題

株式会社R商会は、設立にさいして、定款に定めた発行可能株式総数400株のうち、4分の1を1株¥200で発行し、全額当座預金への払込みがあった。この株式に対する払込金額のうち、会社法の定める最低限の金額を資本金に組み入れた。なお、設立に伴う登記費用等 ¥1,500と株式発行に伴う諸費用 ¥300は現金で支払い、繰延資産として処理をした。
 
目次

解説

…発行可能株式総数400株のうち、4分の1を1株¥200で発行し、全額当座預金への払込みがあった。

400株÷4=100株、100株×¥200=¥20,000

当座預金➡資産

当座預金への払い込み➡資産の増加=借方

(借) 当座預金 20,000
  (貸) 

…会社法の定める最低限の金額を資本金に組み入れた。…

資本金、資本準備金➡純資産

資本金への組み入れ➡純資産の増加=貸方

(借) 
  (貸) 資 本 金 10,000
  (貸) 資本準備金 10,000

…¥1,500と、…¥300は現金で支払い…

現金➡資産

現金による支払い➡資産の減少=貸方

(借) 
  (貸) 現 金 1,800

…なお、設立に伴う登記費用等 ¥1,500と株式発行に伴う諸費用 ¥300は…繰延資産として処理をした。

設立時なので創立費

創立費➡繰延資産

繰延資産発生=借方

(借) 創立費 1,800
  (貸) 

解答

(借) 当座預金 20,000
  (貸) 資 本 金 10,000
  (貸) 資本準備金 10,000
(借) 創立費 1,800
  (貸) 現 金 1,800

第133回日商簿記2級第1問

出題論点・解説ページへのリンク
1  荷為替の取組み
2  有価証券の売却(移動平均法)
3  銀行勘定調整表・当座預金の修正
4  株式の発行、創立費
5  不渡手形、保証債務の取崩し
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