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貸借対照表の資産の欄についての質問です。

資産の欄で金額が左右にわかれて書いてありますが、特に「貸倒引当金」「減価償却累計額」などの右側の数字は何を表した数字なのでしょうか?

目次

貸借対照表で出てくる、「貸倒引当金」「減価償却累計額」について

「貸倒引当金」「減価償却累計額」は、残高自体は貸方ですが、共に資産のマイナス項目という意味です。負債ではないので注意しましょう!

受取手形、売掛金から「貸倒引当金」を控除した後の金額の意味

受取手形と売掛金の合計のうち、「貸倒引当金」(貸倒れの恐れのある金額)をマイナスした分が、回収できるであろう金額(回収可能額)であるという意味をあらわしています。

備品などの取得原価から「減価償却累計額」を控除した後の金額の意味

これに対して備品から「減価償却累計額」を控除した後の金額は、備品の取得原価から、今までの減価償却累計額(価値がなくなった分の合計額)をマイナスした金額なので、期首現在での正味の価値(帳簿価額)をあらわしていることになります。

まとめ

前期の決算時で必要な処理(貸倒引当金、減価償却の処理)を行い、受取手形・売掛金から貸倒引当金を、直接ではなく間接的に控除しています。また備品から減価償却累計額を、貸倒引当金と同じように間接的に控除するという考え方になります。

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