期首売却の場合
目次
考え方・期首までの固定資産の帳簿価額を減らします。
A.間接法の場合
(借)減価償却累計額 ×× ←期首時点までのもの
/(貸)備品 ××× ←備品購入時の金額(取得原価)
この仕訳を行うことによって、
期首時点の「備品-減価償却累計額」(期首の帳簿価額)を
減らすことになります。
B.直接法の場合
(借)― ×× ←(減価償却累計額に対応する部分は無し)
/(貸)備品 ××× ←期首の帳簿価額(取得原価-減価償却累計額分)
期中売却の場合
考え方(1)期首までの固定資産の帳簿価額を減らします。
(ここまでは1.期首売却と同様。)
A.間接法の場合
(借)減価償却累計額 ×× ←期首時点までのもの
/(貸)備品 ××× ←備品購入時の金額(取得原価)
この仕訳を行うことによって、
期首時点の「備品-減価償却累計額」(期首の帳簿価額)を
減らすことになります。
B.直接法の場合
(借)― ×× ←(減価償却累計額に対応する部分は無し)
/(貸)備品 ××× ←期首の帳簿価額(取得原価-減価償却累計額分)
考え方(2)期中までの固定資産の減価償却費を計上します。
A.間接法の場合
(借)減価償却累計額 ×× ←期首時点までのもの
(借)減価償却費 × ←期中までのもの
/(貸)備品 ××× ←備品購入時の金額(取得原価)
この仕訳を行うことによって、
期首時点の「備品-減価償却累計額」(期首の帳簿価額)を
減らすと同時にさらに減価償却費(期中使った分)を計上する
ことになります。
B.直接法の場合
(借)― ×× ←(減価償却累計額に対応する部分は無し)
(借)減価償却費 × ←期中までのもの
/(貸)備品 ××× ←期首の帳簿価額(取得原価-減価償却累計額分)