平成28年度(2016年度)から日商簿記検定の試験出題範囲が変更されます

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平成27年4月1日、商工会議所の検定試験サイトで「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」が公表されました。

▶「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について

出題区分表は試験の出題範囲を示すもので、突然何の前触れもなく発表されたため非常に驚きました。

これから日商簿記検定試験を受験される方にとっては、試験内容に関わる重要な問題を含んでいますので、出題区分表の試験に対する影響をまとめておくことにします。

TAC「出題区分の改定で今年の試験はどうなる?」はこちら

平成28年(2016年)度向け 出題範囲が新しくなった日商簿記試験用のテキスト・問題集を徹底比較してみたよ。

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「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」の試験への影響

この出題区分表の改定は試験出題範囲の変更に関わる重要なものですが、タイトルにもあるとおりあくまでも「平成28年度以降の」試験に関するものです。

したがって、平成27年度実施予定の試験(第140回、第141回、第142回)

  • 平成27年 6月14日(日)     第140回1~4級
  • 平成27年11月15日(日)     第141回1~4級
  • 平成28年 2月28日(日)     第142回2~4級

については従来通りの範囲で試験が実施されます。(27年度試験日程カレンダー | 商工会議所の検定試験

3級、2級の場合、今から平成28年6月に実施されるであろう第143回試験を目指して勉強されているという方は少ないと思いますので、今年度の試験を受験される方には影響がほとんどないと思います。

ですので、この試験出題範囲の変更は聞かなかったことにして、今まで通りたんたんと勉強を続けていきましょう。

気になる点

ただ一点、気になるのは

なお、平成27年度に適用される区分表に改定事項はありませんが、上記の平成28年度以降に向けた改定に伴い、平成27年度の簿記検定試験においては、 (平成27年度から平成28年度にかけて継続的に学習する受験者等を考慮し)平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容を中心に出題するこ とといたします。

とされているところです。

改定の中では、2級の試験範囲から

  • 仕訳帳の分割
  • 荷為替手形
  • 特殊商品売買
  • 繰延資産
  • 社債

の各項目が削除されることになっています。

平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容を中心に出題する

ということは、2級ではこの平成28年度以降削除される項目が出題されないとも考えられます。

しかし試験出題範囲が変更となるのはあくまでも平成28年度以降であり、平成27年度について試験出題範囲の変更はありません。

まだ6月の試験まで時間があるこの時期に、何が出題されるか(出題されないか)を予想してわざわざ勉強範囲を狭めてしまうと、もし削除される項目が出題されたらその問題を取りこぼすことになってしまうので大変危険です。

というわけで、やはり第140回、第141回、第142回の試験の勉強は試験範囲の変更を聞かなかったことにして、今持っているテキストや問題集を使って普通に勉強していけばいいということになります。

工業簿記をしっかりやりましょう。

試験出題範囲が変更されるといっても、工業簿記に変更はありません。

もともと工業簿記は2級合格のために得意にしておくべき科目でしたが、今回の試験出題範囲の変更で商業簿記の出題予想がますます当てにならなくなってきました。

なるべく早めに工業簿記対策を進めて、工業簿記で得点を稼げるようにしっかり準備しておくようにしましょう。

日商簿記検定試験出題範囲変更まとめ

「簿記検定試験出題区分表の改定」が意味するもの

TACさんのサイトに今回の出題区分の改定についてまとめた特集ページがあります。

ここでは

  1. 「さよなら論点」一覧ダウンロード
  2. 日商簿記2級予想問題ダウンロード
  3. 予想問題解説動画配信。

といった情報を無料で入手することができますので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

TAC「出題区分の改定で今年の試験はどうなる?」はこちら