【平成29年度(2017年度)】日商簿記2級、3級のおすすめテキストをまとめたよ

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日商簿記は今、激動の時代。
中でも特に日商2級は、平成29年の試験(6月146回、11月147回、平成30年2月148回)から

圧縮記帳、リース取引、課税所得の計算、外貨換算会計

の4論点が新たに追加され、さらに平成29年(2017年)11月の147回試験からは、いよいよ

連結会計

も加わり生まれ変わります。

試験範囲の変更がこれだけ広範囲に渡ると、古い年度のテキストや問題集では対応できなくなります。そのため、平成29年試験を受験予定の方は、必ず平成29年(2017年)の試験に対応しているかどうかを確かめてからテキスト・問題集を購入するようにしましょう。

テキストは試験勉強の要。せっかくの試験勉強が水の泡にならないように、受験生の方は注意深く慎重に教材を選ぶようにしてください。

2月に入り、各社から新年度の簿記テキストが出そろいました。合格するためのテキストを選ぶポイントと管理人がおすすめするテキストをまとめておくことにします。

👉平成28年(2016年)度向けテキスト比較はこちら
👉平成28年(2016年)度向けおすすめテキストまとめはこちら

平成29年日商簿記2級テキスト01

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日商簿記2級おすすめテキスト

今回新しく準備したテキスト、テキスト&問題集は次の5冊です。(『サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集』は古い版のままなので、数に含めません。)

  1. 合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.11.0
  2. みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第6版
  3. スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第9版
  4. 簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集 第3版
  5. 日商簿記2級光速マスターNEO 商業簿記 テキスト 第2版

昨年の「徹底比較」と同じように、ポイントに沿って各テキストをチェックしていくことにしましょう。

  1. 奥付をチェック!
  2. 表紙や帯をチェック!
  3. 新論点の解説をチェック!

奥付をチェック!

まず、テキストの一番後の方にある、書名や著者、発行年月日が書かれている奥付をチェックしましょう。

日本商工会議所は2017年2月2日に「平成29年度摘要の出題区分表」を発表しました。そこで、平成29年度の試験に対応しているかどうかは2月2日以降に出版された最新のものかどうかで確認することができます。奥付の日付を必ずチェックするようにしましょう。

表紙や帯をチェック!

奥付の次は表紙をチェックします。

ポイントは、「平成29年度版」「今年度の試験に対応」というように書かれているかどうかです。

今回の出題区分の改定では、平成28年、平成29年、平成30年と年度ごとに段階を踏んで出題範囲が変更されていきます。そのため、表紙や帯に「平成30年までの試験に対応!」などと書かれていたら要注意。まだ平成30年の試験範囲が最終的に確定して試験傾向が定まっていない段階で、「対応」などできるはずがないからです。

『サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集』は、昨年(平成28年)2月発刊と古く、平成30年までの出題区分改定に対応していると謳っている書籍です。購入を検討している方は、書店で中身を確認して納得した上で入手した方がよいでしょう。

▼これは『サクッとうかる日商2級商業簿記 テキスト+問題集』の中身です。連結会計が出題されるのは、平成29年11月の147回試験以降なので、記述が古く誤っています。ご注意ください。(2級における連結会計の出題開始時期の明確化について

連結は平成29年11月試験から

新論点の解説をチェック!

平成29年度試験では、6月146回から圧縮記帳リース取引課税所得の計算外貨換算会計が追加され、さらに11月の147回試験からは連結会計が試験範囲に加わります。

ちょっと面倒ですが、テキストを選ぶ際は、各テキストの新論点部分をザッと読んで、自分にしっくりくるものを選ぶようにしましょう。

参考までに管理人の感想をメモしておくと…

圧縮記帳

『合格テキスト』の説明は完璧ですが、独学者には辛いかもしれません。『簿記の教科書』では、圧縮記帳の制度趣旨も含め詳しく解説されているのでおすすめです。『スッキリわかる』では、「この問題が出たらこう解く」という解き方がわかりやすく説明されています。『パブロフ』もわかりやすいです。『光速マスター』も解説はわかりやすいのですが、目次に「圧縮記帳」という項目がないため少し不便です。

リース取引

『合格テキスト』では、リース取引が簡潔にわかりやすく解説されています。『簿記の教科書』は、各例題ごとに図解入りの解説が付いていて非常にわかりやすいと思います。『スッキリわかる』は、設例(CASE)ごとに順を追って読み進めていきます。単に問題を解くのではなく、ストーリーの中でマスターできる点がとても良いと思います。『パブロフ』もマンガと解説がバランスよくわかりやすくなっています。『光速マスター』もわかりやすいですが、他のテキストと比べると少し見劣りします。

課税所得の計算

『合格テキスト』は、まさに「教科書」と言った感じの解説となっています。独学で理解するのは少し厳しいかもしれません。『簿記の教科書』の図解入りの解説は秀逸です。非常にわかりやすく、よくまとまっていると思います。『スッキリわかる』は、『簿記の教科書』よりはボリュームが少ないですが、解説がわかりやすく非常に良いです。『パブロフ』のこの論点についての解説は少し薄く、不安に感じる方がいるかもしれません。『光速マスター』は、少しわかりにくいと思いました。

外貨換算会計

『合格テキスト』は、応用的な為替予約の論点まで詳しく解説されています。『簿記の教科書』の解説も非常にわかいやすいです。…が、『簿記の教科書』にする場合は、可能であれば独学道場と合わせて利用するとより効果が上がるでしょう。『スッキリわかる』は、他の論点と同じく物語の中で理解していくことができ、解説もわかりやすく非常におすすめです。ただ、こちらも独学道場でDVD講義を見ることができるので合わせて見ておくとより良いでしょう。『パブロフ』もわかりやすいのですが、少しボリューム不足かな?という気もします。『光速マスター』は、設例がちょっとした物語仕立てになっていて、わかりやすいと思いました。

連結会計

『合格テキスト』は、今回取り上げたテキストの中では唯一A4版サイズで「連結会計」にぴったり。問題の解き方が詳しく解説されていて、「連結会計」のためだけにこのテキストを購入してもいいくらい。おすすめです。『簿記の教科書』の解説も非常にわかいやすいです。連結会計の流れと仕訳が良くわかります。…が、可能であれば独学道場と合わせて利用するのがベターだと思います。『スッキリわかる』も、解説がわかりやすくとてもよくまとめられています。ただ、連結会計自体がボリュームがあって少し大変な分野なので、独学道場のDVD講義も併用するのがいいと思います。『パブロフ』もよくまとまっていてわかりやすいですが、少し薄い気がします。もし連結会計で難しめの問題が出てきたら対応できるかな?ちょっと不安です。『光速マスター』もわかりやすいですが、他のテキストと比べると少し見劣りすると思いました。

2級まとめ

以上、ザッとではありますが、各テキストの内容等を比較してみました。比較結果をもとに日商簿記2級おすすめテキストをまとめると次のようになります。

出版年月日が2017年2月以降か平成29年度(2017年度)版か新論点の解説がわかりやすいか

一般的なテキストとしては、簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第6版、テキスト&問題集タイプでは、スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第9版が一番おすすめです。

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記(第8版)のレビューはこちら
簿記の教科書 日商2級 商業簿記 (第8版)のレビューはこちら

テキスト選びで迷って決めかねているという方は、この2冊のどちらかにしておけば安心です。(TAC出版のWEBサイトなら1冊でも送料無料、10%引きで購入することができます。)

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簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第6版
スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第9版

みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第6版

スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第9版

合格テキスト 日商簿記2級 商業簿記 Ver.11.0

授業で使用する前提で作られている教科書的な本なので、初めて日商簿記2級を独学しようという方にはきついですが、個人的には一番好みのテキストです。辞書的に使えるので手元に置いておくと安心できると思います。

日商簿記3級おすすめテキスト

続いて、日商簿記3級のおすすめテキストです。

今回準備したテキスト、テキスト&問題集は次の4冊です。

  1. 合格テキスト 日商簿記3級 Ver.9.0
  2. スッキリわかる 日商簿記3級 第8版
  3. 文系女子のためのはじめての日商簿記3級 合格テキスト&仕訳徹底マスター問題集 第2版
  4. みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版

平成29年日商簿記3級テキスト比較

3級は、2級ほど出題区分の改定の影響を受けません。この4冊の中から自分にしっくりくるものを選んでおけば間違いありません。『文系女子のためのはじめての日商簿記3級 合格テキスト&仕訳徹底マスター問題集 第2版』は、2016年8月に出たものですが内容が非常にわかりやすく『スッキリ』や『教科書』と同じくらいおすすめのテキストです。

出版年月日が2017年2月以降か平成29年度(2017年度)版か説明はわかりやすいか

一般的なテキストとしては、簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版、テキスト&問題集タイプでは、スッキリわかる 日商簿記3級 第8版が一番おすすめということになります。

3級ならこの2冊のどちらかを買って勉強すれば、独学でも十分合格可能です。(TAC出版のWEBサイトなら1冊でも送料無料、10%引きで購入することができます。)

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簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版
スッキリわかる 日商簿記3級 第8版

みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第5版

スッキリわかる 日商簿記3級 第8版

まとめ

というわけで、日商簿記2級、日商簿記3級用のおすすめテキスト、おすすめテキスト&問題集の比較をしてみました。

早まってテキストを購入して後悔する前に、よ~く見比べて選んでくださいね。

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スッキリわかる 講義DVD 日商簿記2級 商業簿記 第5版

スッキリわかる 講義DVD 日商簿記2級 工業簿記 第3版

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