第148回日商簿記2級第1問3は資本剰余金、利益剰余金から準備金への振替えの処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
株主総会の決議を経て、その他資本剰余金¥90,000および繰越利益剰余金¥60,000をそれぞれ準備金に組み入れることとした。
目次
解説
…その他資本剰余金¥90,000および繰越利益剰余金¥60,000をそれぞれ準備金に組み入れることとした。
準備金(資本準備金、利益準備金)➡純資産
準備金への組み入れ➡純資産の増加=貸方
(借)
(貸) 資本準備金 90,000
(貸) 利益準備金 60,000
(貸) 資本準備金 90,000
(貸) 利益準備金 60,000
…その他資本剰余金¥90,000および繰越利益剰余金¥60,000…
その他資本剰余金、繰越利益剰余金➡純資産
準備金への組み入れ➡その他資本剰余金と繰越利益剰余金を減らして、準備金を増やす
➡純資産の減少=借方
(借) その他資本剰余金 90,000
(借) 繰越利益剰余金 60,000
(貸)
(借) 繰越利益剰余金 60,000
(貸)
以上をまとめたものが解答の仕訳となります。
解答
(借) その他資本剰余金 90,000
(借) 繰越利益剰余金 60,000
(貸) 資本準備金 90,000
(貸) 利益準備金 60,000
(借) 繰越利益剰余金 60,000
(貸) 資本準備金 90,000
(貸) 利益準備金 60,000
第148回日商簿記2級第1問
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1 | 仕入割引 |
2 | 固定資産の除却 |
3 | 剰余金・準備金 |
4 | 売上割戻の処理 |
5 | 外貨建取引 |