第144回 日商簿記2級 第1問 4 【売上諸掛、仕入諸掛】

第144回日商簿記2級第1問4は売上諸掛と仕入諸掛の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような解答になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。

問題

運送業者から、前月分の運賃の請求書が到着し、その内訳は、商品の顧客への発送に関する運賃(当社負担)が¥30,000、商品の購入に関する引取運賃が¥10,000であった。支払いは、翌月末払いの条件である。
 

解説

商品発送時の送料(売上諸掛り)は「発送費」、商品仕入時の引取運賃(仕入諸掛り)は「仕入」に含めて処理をします。

…商品の顧客への発送に関する運賃(当社負担)が¥30,000…

商品の顧客への発送に関する運賃(当社負担)➡発送費

発送費➡費用

費用の発生=借方

(借) 発送費 30,000
  (貸)

…支払いは、翌月末払いの条件である。

商品の顧客への発送に関する運賃は「仕入」以外の勘定科目に対応する場合なので、「未払金」で処理します。

未払金➡負債

負債の増加=貸方

(借)
  (貸) 未払金 30,000 

…商品の購入に関する引取運賃が¥10,000であった。…

商品の購入に関する引取運賃➡仕入代金に含める

仕入➡費用

費用の発生=借方

(借) 仕 入 10,000
  (貸) 

……支払いは、翌月末払いの条件である。

商品の購入に関する引取運賃は「仕入」に対応する場合なので、「買掛金」で処理します。

買掛金➡負債

負債の増加=貸方

(借)
  (貸) 買掛金 10,000

以上をまとめると解答の仕訳となります。

解答

(借) 発送費 30,000
  (貸) 未払金 30,000
(借) 仕 入 10,000
  (貸) 買掛金 10,000

第144回日商簿記2級第1問

出題論点・解説ページへのリンク
1  ソフトウェア
2  営業外受取手形
3  クレジット売掛金、消費税
4  売上諸掛、仕入諸掛
5  子会社株式の取得