第142回日商簿記2級第1問1は消費税の処理について仕訳問題が出題されました。
本試験問題の改題を掲載しますので、どのような仕訳になるか考えてから解説を読んで確認してみてください。
問題
商品(本体価格¥100,000)を得意先に売り渡し、代金は 8%の消費税とともに今月末に受け取ることとした。なお、当社は消費税の記帳に関しては税込方式を採っている。
目次
解説
商品(本体価格¥100,000)を得意先に売り渡し、代金は 8%の消費税とともに今月末に受け取ることとした。
商品の本体価格が¥100,000で8%分の消費税を加算すると、¥108,000。この金額を掛けとします。
代金は 8%の消費税とともに今月末に受け取ることとした。➡(売上)代金は掛けとした。➡売掛金
売掛金➡資産
資産の増加=借方
(借) 売掛金 108,000
(貸)
(貸)
商品(本体価格¥100,000)を得意先に売り渡し、代金は 8%の消費税とともに…なお、当社は消費税の記帳に関しては税込方式を採っている。
税込方式の場合、売上代金と消費税分を含めた金額で仕訳を行います。
売上:¥100,000×(1.08)=¥108,000
税込方式➡売上➡¥108,000
売上➡収益
収益の発生=貸方
(借)
(貸) 売 上 108,000
(貸) 売 上 108,000
以上の仕訳をまとめると解答の仕訳となります。
解答
(借) 売掛金 108,000
(貸) 売 上 108,000
(貸) 売 上 108,000
第142回日商簿記2級第1問
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1 | 消費税 |
2 | 研究開発費 |
3 | 不渡手形 |
4 | 仕入割引 |
5 | 本支店会計 |