日商簿記の合格発表始まる。第141回日商簿記2級を受験して「簿記はもううんざりだ」と思っている方に贈る言葉

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11月24日、第141回日商簿記検定の合格発表が一部の商工会議所で始まりました。
各地の合格発表の様子を見ていると、今回は3級、2級ともに問題の難易度が上がったことが影響し、特に2級の合格率が低くなりそうな気配です。

第141回日商簿記検定 合格発表情報

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初めて2級を受験された方へ

今回初めて簿記2級を受験された方の中には、過去問とは異なる見慣れない問題に戸惑った方もいらっしゃると思います。ただ合格率が低い回の次の回は、必ずといっていいほど合格率が上昇し、合格しやすくなる傾向にあります。もし、今回不合格に終わった方もこれで諦めず、気持ちを新たに次の142回試験にチャレンジしてみましょう。

2級の学習方法について、下記のページを参考にしてみてください。

【新出題区分対応!】今までにないユニークな日商簿記2級テキストをみつけた!

日商簿記2級おすすめの勉強法 独学?通学?

日商簿記2級・日商簿記3級講座の選び方

すでに複数回2級を受験された方へ

日商簿記は平成28年度試験(2016年6月試験)から試験範囲が改正されることが決まっており(出題区分の改定)、その関係で「出題区分の変更でチャンス到来!日商簿記2級を取得しよう!」という特集も組まれるほどでした。

出題区分の改定と同時期に日本商工会議所から発表された文書に「平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容を中心に出題することといたします。」という文言があったことから

簿記2級はこれまで出題範囲に含まれていた特殊商品売買、特殊仕訳帳、社債などの難関論点が出題範囲から外される
➡特殊商品売買、特殊仕訳帳、社債などの難関論点は「平成28年度以降も引き続き当該級の範囲となっている内容」に当たらない。
➡平成27年度試験(2015年の6月・11月試験、2016年2月試験)では、特殊商品売買、特殊仕訳帳、社債などの難関論点が出題されない
➡2級の本試験問題が簡単になるはず
➡今がチャンス!

と予備校や専門学校はこぞって宣伝し、簿記資格取得を勧めました。

ところがフタを開けてみると、思っていたほど問題は簡単にならず(むしろ難化)、中には「ダマされた!」と感じられた方もいるのではないでしょうか?
資格試験は恐ろしいもので、試験で悔しい思いをして「今度こそ!今度こそ!」と自分を奮い立たせて毎回挑戦していくうちに、試験の世界にとらわれてしまいその世界から逃れられなくなってしまうということがあります。

次回の142回試験は問題が簡単になることが予想されますが、試験の主催団体などに不信感を持ったままでは、なかなか勉強に身が入らずまた思わしくない結果になってしまう恐れがあります。

そこで、ここはひとつ思いきって日商簿記の試験から距離を置いてみることを考えてみましょう。

建設業経理士やFPがおすすめ

試験から距離を置くと言っても、完全に勉強をやめてしまうということではありません。
簿記と隣接する資格はいろいろあり、それらの中には日商簿記よりもずっと簡単に合格できるものがあります。簡単とは言っても学習内容は多岐にわたり広く浅く、簿記・会計に関係する様々な知識を得ることができます。
たとえば、建設業経理士という資格。
これは2級以上の資格保有者が建設会社にいると「公共事業の入札に関わる経営事項審査」の評価対象となり建設会社の評価を高められるものです。特に1級保持者は、公認会計士や税理士と同等の評価を受け、その重要性は非常に高いといえます。
建設業を取得しておくと、2020年の東京オリンピックを控え、これから「オリンピック特需」の恩恵を受けることが間違いない建設業界への道も開けます。
しかも、この建設業経理士試験は、日商簿記の試験勉強で学んだ知識をそのまま活かすことができ日商簿記ほど難しくありません。
マイナーなのであまり知られていませんが、日商簿記2級や1級まで勉強された経験のある方には特におすすめの資格といえます。

簿記とはちょっと離れますが、FP(ファイナンシャルプランナー)という資格もあります。
これは身の回りの金融知識を暮らしに活かせる資格。
FPの試験範囲には1.金融資産運用、2.不動産運用、3.ライフ・リタイアメントプランニング、4.リスクと保険、5.タックスプランニング、6.相続・事業承継の6分野が含まれており、これらを学習するとお金に関する知識を体系的に身につけることができます。
試験の受験者層は銀行などの金融機関にお勤めの方が社内研修の一貫して受けさせられる場合が多く、どちらかというとマイナーな資格ですが、試験範囲の一部に簿記が含まれ、さらに税法の知識、宅建士の内容や相続など、広く浅く暮らしに役立つ知識を身につけることができます。
ちなみに試験は必ず3級から受験しなければなりませんが、3級は合格率も高く、簿記を勉強する根性がある方ならちょっと勉強すればすぐに合格レベルに達するでしょう。
FPは資格取得だけでなく、ここで学んだ知識が実生活に活かせる点で非常に魅力的な資格といえます。

面白いのは、これらの隣接資格を学ぶことが巡り巡って、簿記の実力アップにもつながるということ。
「もう簿記にはうんざりだ」という方は、このような建設業経理士やFPの勉強をして一時的に簿記から距離を置いてみるという選択肢もあると思いますよ。

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無料で学べる「はじめてのFP FPで学ぶお金の知識」

次回のFP試験は2016年1月24日(日)。

受験申込み受付はすでに始まっていて、申込み締め切りは11月30日(月)午後9時までとなっています。

興味のある方は下記リンク先から詳細をご確認ください。

日本FP協会 3級FP技能検定・2級FP技能検定 試験要綱

金融財政事情研究会 受検手続について