〔出る順〕で予想する第145回日商簿記2級

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2017年2月26日(日) に実施される第145回日商簿記2級試験の出題予想を行います。

▼146回の予想はこちら
〔出る順〕で予想する第146回日商簿記2級

最近の日商簿記2級試験は問題が難しくなり合格率が低下しているため、同じ論点が連続で出題されることはあまりありません。

そのため試験対策を効率よく行うために、前回試験で出題された論点は出題予想から外して考えることができます。

また、過去にさかのぼって試験の出題傾向を眺めてみることで、最近の試験委員が好きな「出題されそうな論点」を予想することができます。

そこで

  1. 出題が予想される論点に勉強範囲を絞り
  2. 出題が予想される論点の問題を繰り返し解く

というようにして出題が予想される論点から勉強することが試験対策として効率がよく効果的な方法です。

予想論点を繰り返し勉強してできるようになってくると、これが出れば合格できるという自信が生まれます。

自分に自信がついてくると不思議と勉強をやる気も湧いてきます。

こうして勉強のやる気が湧いてきた状態で、次は出題予想以外の範囲に進み、論点を一つずつ攻略していけば、モチベーションを保ちながらスムーズに勉強を進めることができます。

試験に出る順で並べた出題論点表を作成したので参考にしてみてください。

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第1問

最近の出題実績

第1問は毎回仕訳問題が出題されています。

最近の出題実績をもとに第144回試験の出題論点を予想しました。

出る順 論点表

順位論点回数出題確率最近の出題
001株式の発行9/2142.9%143
001商品保証引当金、修繕引当金9/2142.9%143
003消費税8/2138.1%144
004端数利息の処理6/2128.6%143
004固定資産の売却と買換6/2128.6%144
006不渡手形の処理5/2123.8%142
007資本的支出・収益的支出4/2119.0%139
007建設仮勘定4/2119.0%141
007仕入割引・売上割引・売上割戻・仕入割戻4/2119.0%142
007本支店会計4/2119.0%142
007剰余金の配当・欠損填補4/2119.0%143
007有価証券の購入4/2119.0%143
013当座預金3/2114.3%141
013有価証券の売却3/2114.3%137
013固定資産の滅失3/2114.3%138
013法人税等3/2114.3%141
013研究開発費3/2114.3%142
018固定資産の購入2/2109.5%128
018合併・買収2/2109.5%129
018手形の更改2/2109.5%136
018生産高比例法2/2109.5%140
018営業外受取手形2/2109.5%144
023役員賞与引当金1/2104.8%125
023貸倒れ処理1/2104.8%128
023自己受為替手形1/2104.8%134
023固定資産の除却1/2104.8%135
023社会保険料等1/2104.8%135
023定期預金1/2104.8%139
023長期前払費用1/2104.8%139
023ソフトウェア1/2104.8%144
023クレジット売掛金1/2104.8%144
023売上諸掛・仕入諸掛1/2104.8%144
023子会社株式1/2104.8%144

出題予想

過去によく出題されている論点のうち最近出題されていないもの、かつ平成28年度の試験範囲の変更の影響を受けないものから4つ選びました。この4つの論点が出題されたら正解できるようにしっかり準備をしておきましょう。また、143回と144回の第1問で出題された論点も要チェックです。

  論点と参考問題
1 不渡手形の処理
138回不渡手形
130回不渡手形
2 建設仮勘定
131回建設仮勘定
139回建設仮勘定と修繕費
141回建設仮勘定
3 有価証券の売却(移動平均法)
137回有価証券の売却、端数利息の処理
133回有価証券の売却(移動平均法)
4 銀行勘定調整表・当座預金の修正
133回銀行勘定調整表・当座預金の修正

出題区分改定の影響についてはこちら
出題区分改定で今年の日商簿記試験はどうなる?最新情報&特別レクチャー

第2問

最近の出題実績

回数 問題文資料 解答形式
128 伝票(推定) 仕訳日計表
129 特殊仕訳帳 残高試算表
130 伝票 仕訳日計表 元帳
131 特殊仕訳帳 試算表
132 特殊商品売買 勘定記入
133 伝票(推定) 仕訳日計表 元帳
134 当座預金出納帳・
現金実査
銀行勘定調整表 仕訳
135 減価償却 勘定記入
136 伝票(推定) 仕訳日計表 元帳
137 当座預金 銀行勘定調整表
138 株主資本等変動計算書 株主資本等変動計算書
139 固定資産の減価償却等 勘定記入等
140 伝票(推定) 仕訳日計表 元帳
141 売買目的有価証券 勘定記入等
142 株主資本等変動計算書 株主資本等変動計算書
143 固定資産の減価償却等 勘定記入等
144 売上原価対立法 勘定記入等
145   ―    ―

前回の第144回試験では売上原価対立法「販売のつど売上原価に振り替える方法」で処理する商品売買の勘定記入などの問題が出題されました。この問題は一見しただけで分量が多く後回しにすべき問題でした。

145回試験での出題を予想するのは難しいですが、最近の出題傾向をふまえ、重要な論点でありながらあまり出題されていない点から、銀行勘定調整表を予想します。

出題予想

問題文資料 当座預金出納帳・現金実査

解答形式 銀行勘定調整表 仕訳

対策問題

  1. 134回第2問
  2. 137回第2問

第3問

最近の出題実績

回数 問題文資料 解答形式
128 決算整理事項等 精算表
129 前T/B 損益計算書
130 本店・支店の前T/B 合併P/L、合併B/S
131 決算整理事項等 損益計算書
132 決算整理事項等 精算表
133 本店・支店の前T/B 合併P/L等
134 決算整理事項等 精算表
135 決算整理事項等 精算表
136 本店・支店の前T/B 合併P/L
137 前T/B 損益計算書
138 前T/B 貸借対照表
139 前T/B 貸借対照表
140 前T/B 損益計算書
141 決算整理事項等 精算表
142 前T/B 貸借対照表
143 前T/B 損益計算書
144 決算整理事項等 精算表
145   ―   ―

最近の出題は精算表が6回、損益計算書が5回、貸借対照表が3回、合併P/L(合併B/S)が3回となっています。

前回(144回)は精算表が出題されました。

今回は平成28年度からの日商簿記検定の試験出題範囲の変更(平成28年度(2016年度)から日商簿記検定の試験出題範囲が変更されます)の影響から、本支店会計を予想から外します。

144回試験では精算表が出題されたので、今回は貸借対照表(又は損益計算書)の出題を予想します。

出題予想

問題文資料 前T/B

解答形式 貸借対照表か損益計算書

対策問題

  1. 137回第3問
  2. 138回第3問
  3. 139回第3問
  4. 140回第3問
  5. 142回第3問
  6. 143回第3問

出題区分改定の影響についてはこちら
出題区分改定で今年の日商簿記試験はどうなる?最新情報&特別レクチャー

第4問

最近の出題実績

回数 問題文資料 解答形式
128 個別原価計算 原価計算表
129 部門別計算 配賦表
130 工程別総合原価計算 勘定記入
131 本社工場会計 工場での仕訳
132 費目別計算 仕訳
133 本社工場会計 仕訳
134 費目別計算 製造原価報告書とP/L
135 部門別計算 勘定記入、配賦表
136 費目別計算 仕訳
137 費目別計算 製造原価報告書等
138 個別原価計算 仕訳
139 部門別計算 勘定記入、配賦表
140 標準原価計算 仕訳、P/L
141 本社工場会計 工場での仕訳
142 標準原価計算 仕訳、製造間接費差異
143 個別原価計算 勘定記入、P/L
144 費目別計算 勘定記入
145   ―   ―

第4問では、原価を分類し集計するタイプの問題がよく出題されており、解答形式としては仕訳を問うものが多くなっています。(129回でも一部仕訳を聞いています。)

前回の144回試験では費目別計算と製造間接費の予定配賦が問われました。当サイトの予想通り論点は費目別計算でしたが、出題形式が仕訳問題ではありませんでした。

145回試験では何が出題されるかわかりませんが、工業簿記の基本である仕訳問題を予想します。仮に仕訳問題が出題されなかったとしても、仕訳ができれば何とかなる局面があるかもしれません。

出題予想

問題文資料 費目別計算

解答形式 仕訳

対策問題

工業簿記の仕訳問題対策としては

  1. 132回第4問
  2. 136回第4問

を解いておくと対策として有効です。
ただ、第4問の出題形式に慣れるため、余裕がある方は、

  • 131回第4問
  • 133回第4問
  • 129回第4問
  • 135回第4問

まで解いておくと安心です。

2級合格に向けて、工業簿記は得点源にしておきたいところです。

対策問題が多くて大変かもしれませんが、なんとかがんばってやってみましょう。

日商簿記2級第4問工業簿記 過去問解説

日商簿記2級工業簿記仕訳問題の解き方

第5問

最近の出題実績

回数 問題文資料 解答形式
128 等級別総合原価計算 単位原価等
129 組別総合原価計算 総合原価計算表
130 単純総合原価計算 総合原価計算表
131 工程別総合原価計算 総合原価計算表
132 全部原価計算と直接原価計算 貢献利益等
133 実際個別原価計算 勘定記入
134 全部原価計算と直接原価計算の比較 文章穴埋め
135 標準原価計算 差異分析等
136 全部原価計算と直接原価計算の比較 損益計算書
137 組別総合原価計算 総合原価計算表
138 単純総合原価計算 総合原価計算表
139 直接原価計算(CVP) 損益計算書
140 等級別総合原価計算 単位原価等
141 直接原価計算(CVP) 売上高等
142 工程別総合原価計算 総合原価等
143 標準原価計算 差異分析等
144 単純総合原価計算 単位原価等
145   ―   ―

最近の第5問の出題は、直接原価計算か総合原価計算の問題が交互に出題されています。

143回は標準原価計算、前回(144回)は単純総合原価計算と出題傾向に少し変化が見られますが、今回は最近出題されていない直接原価計算の出題を予想します。CVP分析、貢献利益の計算ができるようにしっかり対策をしておきましょう。

出題予想

出題論点 直接原価計算(CVP)

解答形式 損益計算書

対策問題

以上の検討を踏まえると、

  1. 132回第5問
  2. 134回第5問
  3. 136回第5問
  4. 139回第5問
  5. 141回第5問

を繰り返し解いておくことが試験対策として有効です。

予想が外れた場合に備え、総合原価計算の問題もできるようにしておきましょう。

  1. 128回第5問
  2. 129回第5問
  3. 130回第5問
  4. 131回第5問
  5. 137回第5問
  6. 138回第5問
  7. 140回第5問

2級合格は工業簿記を得点源にできるかどうかにかかっています。

問題数が多いのでちょっと大変ですが、がんばって解いてみましょう。

おすすめの過去問題集

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12回
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12回
1944

15回
1728

11回
1944

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