日商簿記1級の独学に一番おすすめのテキストは「簿記の教科書」

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簿記1級の独学者向けテキストで市販されているものは案外少なくて、現状ではTAC出版から出ている簿記の教科書シリーズが一番おすすめのテキストです。
本音を言うと、「よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記1級」のテキスト・問題集合わせて全部で12冊のものが一番良いのですが、これは教室講義で授業を受けることを前提に作られたテキスト(TAC簿記検定講座の公式教材)なので、独学者向けではないのです。
このシリーズは非常に詳しくて、何か困ったことがあったときに辞書代わりに調べものに使うこともできるのですが、そういう使い方はすでに1級を勉強済みの人でないと難しいですね。

というわけで、もし「これから簿記1級の勉強を始めたい、でもどの本を買えばいいのかよくわからない」という方がいましたら、まずは本屋さんで簿記の教科書シリーズを手に取って、中を読んでみることをおすすめします。もし読んでみてフィーリングが合いそうなら、これを使うといいと思いますよ。

1級簿記の教科書12冊

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「簿記の教科書」の使い方

1級の勉強の大変さは、講座に含まれる教材の多さが物語っていますね。

教材はいわゆる教科書に相当するテキストが商業簿記・会計学で3冊、工業簿記・原価計算で3冊の合計6冊。

問題集がやはり商業簿記・会計学3冊、工業簿記・原価計算3冊の合計6冊で、全部合わせると12冊ものテキスト、問題集を使って勉強していくことになります。

とにかく量が多いので、ちょっとひるんでしまうこともあるかもしれませんが、1級の内容と言っても実は3級や2級で学んだ知識がベースとなっていて、それにちょっと知識を加えてあげるだけという感じなので、もしわからなくなったら2級や3級の内容を確認することが案外近道だったりします。

ここでは、すでに簿記の教科書を持っているという前提で、独学で勉強を始めるときの注意ポイントをまとめておきます。

商業簿記・会計学1

勉強を始めるときの注意ポイントですが、使用する教材が全部で12冊という量なので、いきなり本を読み始めるのではなく、まずは教材一つひとつの内容を確認し、別冊の冊子を切り離す作業をするようにしましょう。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第1分冊表紙

たとえば第1分冊ですが、含まれる単元の内容は次のようになっています。

  1. 会計学の基礎
  2. 商品売買取引
  3. 工事契約・会計上の変更等
  4. 現金預金・金銭債権

勉強を始める前はピンと来ないかもしれませんが、あとでテキストに戻って調べものをするときなどに「あれ!どこに書いてあったっけ?」とならないよう、だいたいのイメージを頭に入れておくと便利です。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第1分冊02学習内容

テキストには、このように別冊の冊子がついています。商業簿記・会計学では、理論に関するものと答案用紙の2点。本が手元に届いたら必ず切り離して、いつでも使える状態にスタンバっておきましょう。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第1分冊 別冊理論

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第1分冊 別冊答案用紙

切り離したものと教科書本体を並べると、このようになります。最初が肝心です。もし別冊の冊子を切り離さないでそのまま使おうとすると、不便で勉強しにくくなってしまい、合格が遠のきます。すぐに終わるので、少し我慢して必ず切り離しておくようにしましょう。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第1分冊 セット

商業簿記・会計学2

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第2分冊 表紙

商業簿記・会計学の第2分冊の内容です。

  1. 固定資産
  2. 負債
  3. 純資産
  4. 税効果会計

最近よく出題される分野が含まれているので非常に重要。気を抜けません。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第2分冊 学習内容

商業簿記・会計学3

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第3分冊 表紙

第3分冊では、いよいよ構造論点と呼ばれる分野が登場します。

  1. 本支店会計
  2. 企業結合
  3. 連結会計
  4. その他の論点

特に、連結会計は「1級を勉強するからには連結をマスターしておかないと…。」といわれるほどメジャーで非常に重要な単元です。

1級簿記の教科書 商業簿記・会計学第3分冊 学習内容

商業簿記・会計学 簿記の問題集

簿記の問題集についても、教科書と同様別冊になっている答案用紙を切り離します。

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第1分冊 表紙

このように、答案用紙と模擬試験問題がついています。

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第1分冊 答案用紙1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第1分冊 模擬試験問題

模擬試験問題は本試験と同様の形式で、問題集の最終チェックにとても役立つもの。何と1分冊ごとに2回分ずつ付いているので、合計6回分の問題が手に入ることになります。

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第1分冊 セット

この6回分の模擬試験問題。使い倒さないと非常にもったいないです。せっかく買った本なのに、ここまでやる人は案外少ないんですよね。これをやるだけでライバルに差をつけることができます。

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第1分冊 模擬問題1・2

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第2分冊 模擬問題3・4

1級簿記の問題集 商業簿記・会計学第3分冊 模擬問題5・6

工業簿記・原価計算1

工業簿記・原価計算も、商業簿記・会計学と同じような構成になっています。別冊の冊子は必ず取り外しておきましょう。

1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第1分冊 表紙  

第1分冊の学習内容です。

  1. 費目別計算
  2. 製品別計算の個別原価計算
  3. 製造間接費会計
  4. 部門別計算

費目別計算で学習する工業簿記の仕訳が全ての基本になります。みっちりやっておきましょう。

1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第1分冊 学習内容

工業簿記・原価計算2

 1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第2分冊 表紙

第2分冊の学習内容です。

  1. 製品別計算の中の総合原価計算
  2. 標準原価計算

を学習します。

内容が2つで一見量が少ないように見えますが、そんなことはありません。総合原価計算は出題可能性が非常に高い分野なので、問題をたくさんといて得意分野にしておく必要があります。

1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第2分冊 学習内容

工業簿記・原価計算3

1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第3分冊 表紙

第3分冊の学習内容です。

  1. 直接原価計算
  2. 利益計画
  3. 業績評価
  4. 経営意思決定
  5. 戦略的原価管理

を学習します。いずれも試験の頻出分野で、手を抜くことはできません。

直接原価計算で学習する、変動費と固定費に分ける考え方が随所に登場するので、まずは直接原価計算の考え方をしっかり理解しておきましょう。

1級簿記の教科書 工業簿記・原価計算第3分冊 02学習内容

工業簿記・原価計算 簿記の問題集

工業簿記・原価計算の問題集にも1冊につき2回分ずつ、合計6回分の模擬試験問題が付属しています。必ず模擬試験問題までやっておくようにしましょう。

1級簿記の問題集 工業簿記・原価計算第1分冊 模擬問題

1級簿記の問題集 工業簿記・原価計算第2分冊 模擬問題

1級簿記の問題集 工業簿記・原価計算第3分冊 模擬問題

独学道場

簿記の教科書と簿記の問題集を使った、独学者向けの独学道場が開講されています。本だけを使って孤独に勉強するのは不安という方は、受講を検討してみてもいいと思いますよ。

▼詳細はこちら
簿記1級 独学道場

143回 簿記1級 独学道場 フル 75,000円75,000円
含まれる教材等
1級 商・会 6冊セット07,776円06,610円
1級 工・原 6冊セット07,776円06,610円
教科書
問題集
合計(12冊分)
15,552円13,220円
143回 1級 直前予想02,160円01,944円
143回 1級 総まとめ01,404円01,264円
日商簿記1級
的中答練4回、
全国模試1回
日商簿記1級 的中答練
その他
Web講義ほか
144回 簿記1級 独学道場 フル 89,000円89,000円
含まれる教材等
1級 商・会 6冊セット07,776円06,610円
1級 工・原 6冊セット07,776円06,610円
教科書
問題集
合計(12冊分)
15,552円13,220円
144回 1級 直前予想02,160円01,944円
144回 1級 総まとめ01,404円01,264円
日商簿記1級
的中答練4回、
全国模試1回
日商簿記1級 的中答練
その他
Web講義ほか