平成29年(2017年)度11月147回日商簿記2級から試験範囲に連結会計が追加されます。受験を考えている方は変更の内容を必ずチェックしておきましょう。

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平成28年(2016年)6月12日、第143回日商簿記検定試験が実施されました。
この試験は、平成27年4月1日に公表された「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」に基づいた初めての試験でした。(▶「平成28年度以降の簿記検定試験出題区分表の改定等について」

この出題区分の改定は

  1. 平成28年度(6月143回、11月144回、平成29年2月145回)
  2. 平成29年度(6月146回、11月147回、平成30年2月148回)
  3. 平成30年度(6月149回、11月150回、平成31年2月151回)

と3段階に分けて改定が行われるため、年度によって試験範囲が変わります。
特に、日商簿記2級は出題区分の改定の影響を一番大きく受けます。2級を受験する場合は、試験範囲に追加される論点について、テキスト等で必ず確認をしておきましょう。

平成28年(2016年)12月1日、日本商工会議所から「2級における連結会計の出題開始時期の明確化について」が公表され、連結会計については、平成29年(2017年)11月施行の147回試験から出題されることになりました。(簿記2級における連結会計の出題について

▼平成29年(2017年)試験用テキスト情報はこちら
【平成29年度(2017年度)】日商簿記2級、3級のおすすめテキストをまとめたよ

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平成29年(2017年)度試験で2級に追加される論点

平成28年度試験(平成28年6月の143回試験、11月の144回試験、平成29年2月の145回試験)で追加される論点は、資本剰余金からの配当、売上原価対立法、クレジット売掛金、電子記録債権(債務)、固定資産の割賦購入、ソフトウェアなど。

平成29年度試験(平成29年6月の146回試験、11月の147回試験、平成30年2月の148回試験)で追加される論点は、連結会計、リース取引、外貨建取引、圧縮記帳など。

大まかなイメージは下の表のようになります。

平成29年追加論点修正

11月20日(日)に実施される第144回と2月の145回は、この「今ココ!」の追加論点が試験範囲ですが、平成29年(2017年)6月の146回試験では、リース取引や外貨建取引、平成29年(2017年)11月の147回試験からは、いよいよ連結会計が試験範囲に追加され、学習範囲が一気に広がることになります。

平成28年(2016年)12月1日、日本商工会議所から「2級における連結会計の出題開始時期の明確化について」が公表され、連結会計については、平成29年(2017年)11月施行の147回試験から出題されることになりました。(簿記2級における連結会計の出題について

2級受験生はどのように学習を進めればよいか

試験範囲の変更は、受験生にとっては大変です。

平成29年2月の145回までは平成28年度の試験範囲、平成29年6月の146回以降は平成29年度の試験範囲で勉強すればいいといえば確かにそうです。ただ、連結会計などの重い論点の追加により学習期間が長くなることを考えると、146回2級試験の勉強をそろそろ始めておきたいのですが、それに合わせた教材がまだ入手できない現状では受験準備が難しいからです。

また、試験は100%必ず合格できるわけではありません。

仮に、今から平成29年2月145回の2級試験を目指して勉強を始め受験して、もし不合格になってしまった場合は、平成29年6月146回試験に向けて新しい教材で学び直さなければならなくなってしまいます。

最近の2級試験は合格率が低く、難しい試験になってきていることを考えると、平成29年2月145回の2級試験を目指すか、連結会計が試験範囲に加わる平成29年6月146回試験を目指して勉強を始めるか悩ましいところです。

▼年度ごとの合格率(=合格者÷実受験者数×100)のグラフ

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まとめ

これから日商簿記2級を受験しようと考えている方は、平成29年11月の147回試験以降は連結会計が新しく試験範囲に追加されるということを覚えておきましょう。

すでに2級を勉強中でこれから受験するという方は、なるべく145回試験までに合格できるよう気合いを入れ直してがんばっていきましょう。

なお、これから連結会計を初めて学ぶ日商簿記2級受験生対象に、連結会計の基本ミニ講座を始めていきたいと思っています。一番良いのは、連結会計が出題される前に2級に合格してしまうことですが、連結会計は学べば必ず役に立つ知識になります。楽しみにお待ちください。