合格率が下がりそう。そんな今、あえて日商簿記2級第142回(2016年2月)試験をおすすめする理由をお話しします。

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特にまだ日商2級を受験されたことがない方向けの情報です。

日商簿記2級を受験するかどうか迷われている方がいましたら、ぜひ2016年2月28日(日)に実施される第142回日商簿記検定2級を受けることをおすすめします。

おすすめする理由は次の2つ。

  1. 142回検定(2月試験)は合格率が上がり合格しやすい回となると考えられること。
  2. 試験範囲が2級史上もっとも狭くなる最後の試験であること。

理由の根拠を確認していきましょう。

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142回検定(2月試験)は合格率が上がり合格しやすい回となる

142回試験を受けた方がいい1つ目の理由は

142回検定(2月試験)は合格率が上がり合格しやすい回となると考えられること。

日商簿記検定は、試験委員の交替などの理由により、合格率が実施回により変動します。そして2016年2月28日に行われる第142回検定は合格率が上がることが予想され、そのため得点しやすい試験問題になると考えられます。

いつ合格しても簿記2級の価値は変わりません。どうせ資格を取得するなら問題は簡単で比較的容易に合格できるほうがいいに決まっています。142回試験は大きなチャンスなのです。

グラフを見ながら確認していきましょう。これは、日本商工会議所が発表している受験者データをもとに、試験の実受験者と合格者を年度ごとにまとめたものです。(日商簿記は年に3回行われますが、6月試験・11月試験・翌年2月試験が1年度とされ1セットになっています。)横軸が年度、縦軸が実受験者数と合格者数を示しています。

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傾向がわかりにくいので、合格率(=合格者÷実受験者数×100)に置き換え折れ線グラフにしてみました。

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注目するところはここ。合格率が低くなって谷が出来ている年です。

年度ごとの合格率平均

平成19年度は26.1%、平成21年度は26.0%、平成25年度と平成26年度は26.9%とこれらの年の合格率が低くなっていることがわかります。

これらのデータから日商簿記は問題の難易度を調整することによって各回の合格率を調整していることがわかります。そしてその調整は年度ごとに行われ、年間平均で最低でも26%以上の合格率になるように設定されていることがわかります。

今実施中の試験は平成27年度。以上のデータから141回試験、142回試験の実受験者数、合格者数、合格率がどのように推移するのか推定してみましょう。

過去13年間の11月試験の実受験者数の平均は約61500名、2月試験の実受験者数の平均は約55000名です。141回試験の予想合格率は11.4%。

この条件のもとで、もし平成27年度試験の平均合格率を約26%(グラフでは低めに見積もって約25.9%としています)に調整しようとすると、142回試験は実受験者数55000名、合格者数約19000名と予想することができます。

グラフにしてみました。

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このデータを合格率に置き換えるとこうなります。

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見事なV字を描いていますね。

推定に推定を重ねた結果なので、具体的な数値はこれとは大きく異なってしまうかもしれませんが、普通に考えれば2月の142回試験の合格率は約35%程度にV字回復すると予想することができます。

これは大きなチャンスです。ぜひ142回試験を受けて2級に合格してしまいましょう。

試験範囲が2級史上もっとも狭くなる最後の試験であること

142回試験を受けた方がいい理由の2つ目です。

日商簿記では平成28年度試験から(平成28年6月試験から)出題区分が改定され試験範囲が大きく変更されることが決まっています。

この試験範囲の変更の影響が最も大きいのは2級。今回の出題区分の改定により、平成28年度以降2級の試験範囲から特殊商品売買、特殊仕訳帳、社債など難しいとされていた論点が外れ、これらの論点は平成27年度の試験でもあまり出題しないよというアナウンスがされました。http://www.kentei.ne.jp/7293

要するに、平成27年度の140回、141回、142回日商簿記2級で出題できる論点の数が減り試験範囲が実質狭くなるのです。

この出題区分の改定のインパクトは大きく、紀伊国屋書店のWebサイトで出題区分の変更でチャンス到来!日商簿記2級を取得しよう!という特集が組まれるほど。試験範囲が狭くなり、しかも難関論点が出ないとわかっているのですから確かにチャンスといえます。

この結果、実際の試験はどうなったのかというと、140回の2級試験の合格率は34.5%、141回は11.4%

140回試験は期待通り合格率が上昇しましたが、141回では(確定ではありませんが)逆に難しくなってしまいました。

141回試験を受験された方には「災難回」でした。でも次は大丈夫です。

142回試験は試験範囲が実質狭くなることの恩恵を受けられる回となるはずです。

まとめ

以上の理由から、142回の日商簿記2級試験は受験生にとって大きなチャンスと言えます。

2月28日の試験までまだ約90日あります。今から準備を始めれば日商簿記2級は十分間に合う試験。

万が一2月の試験が残念な結果に終わったとしても、6月の試験で確実に合格するための基盤を作ることができます。

なるべく早めに2月試験に向けての準備を始めて2級に合格してしまいましょう!

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