世界記憶力選手権優勝者から記憶について学ぼう!

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資格試験の勉強法にもブームがあり、最近では「理解する勉強法」や「考える勉強法」の重要性がよく言われています。確かに、テキストを読んで知識をいくら記憶しても内容を理解していなければ、試験本番で役に立ちません。金額が変わり同じ問題が二度と出題されることのない仕訳問題の解答を丸暗記するなんてナンセンスですよね。
ただ、だからといって勉強に記憶はいっさい必要ない、というわけではありません。勉強には、どうしても覚えなくてはいけない知識もあるし、暗記しておいた方が早く解けるということもあります。その知識さえあれば、早く簡単に問題が解けるのであれば、勉強を進めていく中で自然に覚えてしまうような内容は初めから暗記してしまった方が効率的です。

…というわけで、記憶や記憶法に関する書籍で評判のよいものをまとめてみました。記憶に関する脳の働きを知ることで、試験勉強に役立つヒントを得ることができるかもしれません。まだ試験まで余裕のある今のうちにどれか一冊読んでおくことをおすすめします。

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記憶や記憶法に関する書籍リスト

1.記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック

マジカルナンバー7±2とあるが、それを凌駕することが出来る。
使う脳みそは違うかもしれないが、私はこの本に出会うまでは、覚えるべきものがあったらひたすら頭の中で繰り返していた。
何よりも52枚のトランプの順番を15分と遅いが、覚えることが出来たことが一番の収穫だった。実践するまではトランプの順番を覚えることが出来るなんて、天才かなんかだと思っていたがそうではなかった。誰にでも出来る。
イメージ、感情、関連付け。これらを用いて記憶を強固なものにしていく。そして何よりも重要なのが興味をもって楽しくやるということだろうか。
巷にあふれている記憶術があるが、理論ばかりで実践が欠けている。
なによりこの著書は実践形式で、誘導してくれるのがありがたい。
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2.ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

ためしにAmazonで「記憶力」、「記憶術」などと検索してみて欲しい。『○○で憶える、ラクラク記憶術』といった類の本が、溢れんばかりに表示される。もちろんその効能は、玉石混交なわけであるが、多くのビジネスマンや学生にとって、記憶する能力へのニーズがいかに高いかということを示している。

本書もそのような記憶力をテーマにした一冊なのだが、いわゆるマニュアル本、自己啓発本とは、一線を画す内容である。著者は『ナショナル・ジオグラフィック』などでも執筆するフリージャーナリスト。取材ライターとして赴いた全米記憶力選手権で記憶力に興味を持ち、一年後の大会には自身が出場者としてエントリー、ついにはチャンピオンになってしまう。本書はその過程を描いた、実験ドキュメンタリー。ミイラ取りがミイラになるという典型のような話である。

◆本書の目次
第1章 世界で一番頭がいい人間を探すのは難しい
第2章 記憶力のよすぎる人間
第3章 熟達化のプロセスから学ぶ
第4章 世界で一番忘れっぽい人間
第5章 記憶の宮殿
第6章 詩を憶える
第7章 記憶の終焉
第8章 プラト―状態
第9章 才能ある10分の1
第10章 私たちの中の小さなレインマン
第11章 全米記憶力選手権

「いいかい、平均的な記憶力でも、正しく使えば驚くほどの力を発揮するんだ」そんな台詞に魅了され、著者はイギリスの若きグランド・マスターの教えを受けることになる。その教えのベースにあるのは、紀元前五世紀、天井が落ちてきたテッサリアの大宴会場のがれきの中にいた詩人、ケオスのシモニデスによって始まったものである。シモニデスは目を閉じて、記憶の中で崩壊した建物を再び組み立て、どの客人がどこに座っていたかを思い出すことが出来たという。このシンプルな発見から、いわゆる記憶術の基盤となるテクニックが編み出されたのだ。

著者のトレーニングも、シモニデスのやり方を正常進化させた「記憶の宮殿」という方式である。自分が憶えなければならないTo-Doリストを、自分のもっている素晴らしい空間記憶を利用し、各々の場所にイメージとして置いていくのだ。それが人の名前や数字であったとしても、同様である。要は、記憶に残りにくい情報を、心が惹きつけられる視覚映像に変換して、頭の中の宮殿に配置していくということなのだ。このようなトレーニングを積んだ人にとっては、仮に思い出せないことがあったとしたら、それは記憶の不備ではなく、認知の不備に原因があるということになる。例えば、卵という言葉を思い出せなかった時には、白い壁のところに置いたために、背景に溶け込んでしまって見落としたなどということが、本当にあるらしい。

そして、このような記述を目にして疑問に思うのが、この種の記憶術が、なぜ現在では主流でなくなってしまったのかということである。はるか昔、記憶はあらゆる文化の源であったのだ。人類が洞窟の壁に頭の中のことを描き残すようになってから様相が変わり始め、印刷機の登場により事態は急変する。そして、現在のクラウド化によって、記憶を外部に預けるということが、手の平の上で、瞬く間に出来るようになったというのはご存じの通りだ。その過程を経る中で、博学であるということは、内部に情報を保有しているということから、外部記憶という迷宮のどこで情報を手に入れられるか知っているということに変化していったのである。

本書を通して著者が投げかけているのも、現代における記憶力の持つ意味、そのものである。その問いに対する著者の答えは、「私たちの実態は、記憶のネットワークである」というものだ。面白いものを見つける、複数の概念を結びつける、新しいアイデアを生み出す、文化を伝える、そういった行為において記憶力は必要条件であり、基盤となるものでもあるという。記憶と想像は、コインの表と裏のようなものなのだ。この主張、著者の実体験が伴っているだけに説得力がある。

一方でこの問いを、外部記憶としてのWebサービスが今後どのようにあるべきかという問題に置きかえて考えても、示唆に富む内容となる。能動的、線形的にアクセスする現在のあり方から、溢れるような受動性と無秩序なアクセスという、実際の記憶に近いあり方へ変化させるのだ。この変化が創発的な思索を生み出すようになれば、外部記憶は新たなブレークスルーの時を迎えることができるのかもしれない。

表題には「ごく平凡な記憶力の私が」とあるが、著者がジャーナリストとして有能であるということに疑う余地はない。本書には、『ザ・マインドマップ』でおなじみのトニー・ブザンや、『僕には数字が風景に見える』のダニエル・タメットといった著名人も登場するのだが、彼らとのエピソードや、その人物評を読むだけで、それがよく分かる。

記憶力のメカニズムと歴史的背景の解説、全米記憶力選手権への挑戦、記憶力の意味を投げかける論考と、扱っている範囲は実に幅広く、一冊で三冊分くらいのオトク感があると思う。忘れることなく、ぜひ手に取っていただきたい一冊である。
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3.脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)

パソコンに向かって長時間勤務、机の上は滅茶苦茶、睡眠時間は短くなり、人との会話も少なくなり、完ぺき主義で人をすぐに批判的にみてしまう。そのうちストレスに弱くなり、物忘れが激しくなり、食欲不振、消化不全、意欲減退、偏頭痛、手足のしびれ、不眠、呼吸不全が出るのに病院で検査すると異常なしばかり。不定愁訴の塊となりついには抑うつ状態で休職に。

当初、休職中は抗うつ剤を飲みながらただ漫然と時間を過ごしていましたが、共働きの妻に代わって家事全般を担当し、さらにウエストが気になってきたので早起きしてジョギングをするようになってからは体調がどんどん良くなり出し、ついにリハビリ勤務までこぎつけることができました。

そんなときに書店で手にとって読んでみると、なんと!だめだった時の自分の姿と原因が全て書かれており、さらにはその回復方法までも的確に解説されています。

パソコンで長時間仕事をせざるを得ない現代社会の人たちにとっては、脳の力を衰えさせずに生活するのはかなり難しいのでは?とも思います。この本に書かれているような生活習慣を意識的に身に付けることで「うつ」の予防となるばかりか、豊かな生活を楽しむことができるようになると思います。

ああ、もっと早く出会っていればなぁ… 明日も早起きしよう!
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4.記憶のしくみ 上 (ブルーバックス)

原著が2009年に刊行されたばかりの、記憶に関する最新研究を分かりやすくまとめた科学解説。分子生物学と認知神経科学の両方からのアプローチにより得られた、過去30年余りの研究の成果が一望に見渡せる。構成は2巻組で、上巻では記憶の種類の2つについて書かれ、「シナプス可塑性」を中心とした基本的な記憶メカニズムの説明をおこなう。ついで下巻では、陳述記憶における短期記憶と長期記憶の記憶貯蔵のメカニズムについて、分子生物学的ならびに認知神経科学の観点からの研究成果をもとに、詳しく解説している。

本書を読むには生物学や化学の知識も若干必要かもしれない。しかし一般読者や学生向けだからと適当に誤魔化さずきちんと、且つなるべく分かりやすく説明しようという態度には好感が持てる。高齢による記憶障害やアルツハイマー型認知症といった高次の機能障害について、執筆時の最新知見が触れられているのも好印象。翻訳書の場合は得てして日本人著者による本に比べると文章が読みにくいなどのハンディがあるが、こういった点は海外の科学解説書に共通した良い部分ではあるよね。(ちなみに著者のひとりエリック・R・カンデルは2000年のノーベル生理学・医学賞を受賞している人物。こういう人が一般向けの本を書くところがすごいよなあ。)

もっとも最近は日本でも第一線の研究者が一般向けの本を書いてくれるようになったと思う。特に比較的若い研究者によるものは、読みやすくて面白いものが多いのでお奨め。そういう地道な活動が、いわゆる「理科離れ」を防ぐ上で大事なのではないかと本書を読んで改めて感じた次第。子供に興味をもたせたいなら、(たとえば英語を小学校から必修にするみたいな)押しつけではなく、もっと学ぶことの愉しさを教える事を考えた方が良いのではないかねえ?Amazonでレビューをチェックする。

5.記憶のしくみ 下 (ブルーバックス)

6.記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)

【この本との出合い】
長女が進学する高校の入学前課題で「理科の読書感想文」に指定されていた本の1冊でした。
従って中学生にも充分に理解できる内容と言うことです。
それを「文系オヤジ」が娘から取り上げて読んでみました。
【オヤジが変わった】
中高年になると、とかく
「脳細胞がどんどん死んでいるんだから、新しいことが覚えられないのは仕方がない」
と言い訳をしがちです。
実は、脳の記憶を司る神経細胞は、使うことで年齢には関係なく増え続けると言うのです。
年をとると若い頃のように勉強しなくなり、覚える努力をしないだけ、と言うのが著者の指摘で、
中高年が「新しいことを覚えられない」原因なのです。
脳と体の健康を保つ、と言う意味でも「ものを覚えよう」という意欲を掻き立ててくれました。
【英語学習に活かす】
40才を過ぎてから英語学習を始め、毎日勉強しても中々話せない、TOEICスコアもそこそこあがったけど、それ以上伸びない。
「こんなに勉強しているのに俺ってバカじゃねぇか?」
とも思っていたそんな私の学習に唯一抜けていたのが英文の暗記、暗唱です。
「この年で覚えられる筈がない」と、やろうともしていなかった。
でも年齢に応じた脳の使い方がある、記憶に必要な脳の神経細胞は使えば増える、
それに勇気付けられ英文の暗記、暗唱にチャレンジすると、ちゃんと暗記できるじゃん。
英語の通信教育の月例課題のスコアも、やや右下がりの高原状態から脱却し、点数面では短期間にブレークスルーしました。
次回のTOEICが楽しみ。。
【オヤジの共感】
人間は気合と根性、と言っているオヤジですが、この本でも、脳の働きを活発にするには「意欲」と「努力」が必要と言っています。
最先端の脳科学でも、「意欲」「努力」が尊い、とする結論は大変共感が持てました。
いやぁ~、文系オヤジにもこの「脳科学」の本は面白かったし、随分得をしました。本書の著者の若き研究者に多謝。
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7.記憶力世界チャンピオンカールステン博士の頭がよくなる勉強法―単語・歴史・公式・数字がすばやく覚えられる驚異のテクニック

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